「空」の呼び名は、
漢和辞典では「漢音”こう”」「呉音”くう”」、
そして名乗りの「たか」の3点のみ掲載されていますが、
慣用読みとして「空(あ)き缶」と「空(むな)しい」というところまでは、
一応日本語として認められるでしょう。

 

 

 

 

 

でも、人名には「空」を”あ”や”むな”は縁起が良くない語意が推定され、
適切ではないと思いますが、「空き缶・空き家」の”あ”を、親の愛情で名付けらけたのでしょう。

しかし、家族内では読めますでしょうが、
仮に皆さんが幼稚園・小中学校の担任だとしたら、
クラスに2~3いて、振り仮名を打っていても、
「どっちがどっち?だったかなぁ~?」と混乱して、終いには腹が立つようになりますよ。

 

 

 

 

 

ですから、
こんな他人様に迷惑をかけるような名付け
(DQね~む・キラキラね~むを含めて)は、
将来、私学の高校・大学・・・そして民間の就職試験では不利な扱いになるようです。

結局、「空(あ)き家になるような空(むな)しい人生」になりますよ。

ただし、
「空海」のように俗界を棄てて、”無我・無欲”の世界に捧げる僧侶の名前なら、
「空」の語意も生きてきます
が、
まだまだ夢や希望もある赤ちゃんには、こんな「空虚」な字体は遠慮するものですよ。

わざわざ縁起が良くない「空」を使用しなくても、
もっと、「”語源”が良くて、”運気”を呼ぶ字体」は沢山あります。