『 3文字名は、”呼び名”にコダワリ、意味不明の”当て字”が多い。
1字でも多い個人名が、”語意・語源”による運気をもたらすので、
特に3文字名は、イチか、バチか?の「運気の名勝負」が観られるのですよ。

でも、最近の名づけは「意味不明の名づけ」が殆どです。
それに3文字名は、苗字との「形のバランス」が重要ですが、
風水理念からのバランスもない「キラキラね~む」が殆どですね。』

 

 

 

 

 

特に3文字名を見れば、
それを名付けた親御さんの「教養とセンス」が推定できますよ。
最近1年間(日曜版)の山陽新聞(地方紙)から、
3文字名の実例をピックアップしてみますと、
★[男児名]
「歩玖斗(ほくと)」「翔七汰(かなた)」「武佐士(むさし)」
「斗侑耶(とうや)」「有瑠士(あると)」

★[女児名]
「詩央梨(しおり)」「璃乃佳(りのか)」「陽茉莉(ひまり)」
「梨依奈(りいな)」「日菜多(ひなた)」「由麻奈(ゆあな)」
「可玲南(かりな)」「悠衣奈(ゆいな)」「菜夕華(なゆは)」
「彩衣伽(あいか)」「紫陽果(しよか)」「希乃羽(ののは)」
「夕夢羽(ゆめは)」「彩花祢(あやね)」「愛彩果(あやか)」
「亜依里(あいり)」「莉々桜(りりさ)」「瑳悧那(さりな)」
「明由莉(あゆり)」「帆乃佳(ほのか)」「莉乃彩(りのあ)」
「陽菜歌(ひなか)」「由梨花(ゆりか)」「莉央奈(りおな)」
「緒百葉(おとは)」「奈那香(ななか)」「莉愛奈(りあな)」
「愛理彩(ありさ)」「瑠流華(るるか)」「栞榎梨(しえり)」
「紗弥名(さやな)」「栞杏花(かずは)」「玲乃華(れのは)」
「葵莉彩(りりあ)」「莉織音(りおね)」「実嬉乃(みきの)」
「珠綺星(じゅあら)」「樹璃亜(じゅりあ)」


以上のとおり、

 

 

 

 

 

3字名で違和感があるのは、女児名が圧倒的に多いですよ。
男児名が少ないのは、「○太郎」「◇一郎」の3文字名には良名が多く、
ここで掲載していないからです。

これらの名づけは、
おそらく「初めに”呼び名”ありき!次に”当て字”を思考!」という順ですから、
その3文字に関連性がなく、”意味不明?”の名づけになることが多いのです。
まだ、5~6年前までは、「”語意”がある3字名」でしたが、
最近では「分厚い名づけ本」ばかりが書店に並び、
これをヒントに意味不明の名づけが多くなり、
昔はなかった「発達障害」「アトピー・アレルギー」などの子が多くなった
一因もあるのでは・・・?と思います。

いや、以上の実例は”意味不明?”ばかりではなく、
”読めない!”3字名も沢山あり、これらを思考しますと、何らの判断基準もなく、
やたらメッタに名づけ例を掲載した「分厚い名づけ本」は、出版社にも責任があります。

正に「日本語の破壊!」のような名づけ例が多いですよ。

例えば、「栞杏花」を”かずは”、「葵莉葉」を”りりは”と、1回で読めますか?

そのうえ、「木の旁」や「草かんむり」のダブリ、形の優雅さなど、まるでなく、
クイズのような名づけのオンパレード?・・・です。

それに「珠綺星(じゅあら)」「樹璃亜(じゅりあ) 」など、何の語意だかサッパリ?
名前の漢字”変換”に無駄な時間がかかりますね。

 

 

 

 

 

★    ★    ★

私への命名・改名依頼では、通常5つの候補名(3字名は3つ、2字名が2つ)を呈示しますが、以上のような”読めない・書けない・意味不明”の名づけは決していたしません。それどころか、「どれも素晴らしく、迷っています。」と言われる依頼者ばかりですよ。それでないと、プロの候補名として責任を果たせませんからね。