もし、あなたが会社の面接試験で、
「自分は、運が良い方だ!と思いますか?」と質問されたら、どう答えますか?

実に「運」という概念は、掴みどころがない”曲者?”なのです。

(故)「松下幸之助」氏(松下電器創業者)は、
「運が良いです!」と答えた人を採用した話は有名です。

「運」の良い人を集めれば、会社全体も運気が良くなるからです。
私事ですが、公務員退官後、3社の顧問をしていましたが、
そのうち1社の入社志望者の姓名判断をして、「運」と「才能」を見て採用した会社は、
現在では優良企業として上場会社に発展しています。

あの有名な「西川きよし」氏の次男がタレント志望した時、
母親のヘレンさんとともに「タレントは才能があっても、”運”がないとダメになる。」と
猛反対された話も良く知られていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



人生を決めるのは、「運」なのです。

「運・幸運・好運・良運・昇運・幸せ・・・」などがあり、
これを決めるのは「天命だ!」という孔子の教えもあります。
「天命には、運命と使命があり、天からの”使命”は変えられないが、
”運命”は努力により好転させられる。」と言われていますが、これさえも、私は疑問?なのです。

例えば、現在、ご承知のとおり”未曽有の就職難”ですね。

新卒予定の大学生でさえ、30~40社面接しても、”内定”がないとの情報が報道されています。
これは、物すごい努力だと思いますが、自分の努力では「運を開く」ことは出来ませんよね。
また、母子家庭で幼い3人の子を育てるため、昼と夜が異なる職場でパートをする努力をしても、
発育盛りの子どもたちに満足な食事さえ与えられないという相談が最近多いですよ。

この事例も”努力”だけでは、
孔子のような「運命は努力で変えられる。」という教えも疑問なのです。

でも、一方では、何度も失敗を重ね、努力により遂に成功したノーベル受賞者「田中耕一」氏、
人生3度も火事に遭い、努力により企業を再建して成功した「伊藤雅俊」氏(イトーヨーカ堂創設者)など、
「運勢」を好転させた人も、古今東西に多いのですよ。

何の努力もしないのに、
幸運にも”資産家への玉の輿や養子”
”数十億円の宝くじに当選したアメリカのホームレス”など。

古今東西、世界中の人が「運」を求め、
宗教・哲学・開運術・占い・縁起もの・・・など溢れており、「運」で検索して見て下さい。
実にヤフーだけでも、なんと1億3千6百万サイトありますよ。

要するに「運」というのは、全く掴みどころがない”曲者”ですね。
その”悪玉の曲者退治”をして、”善玉の曲者”を迎えるために、「天命数霊術」理論などにも
”努力”を重ね、改良してきています。いくら努力しても報われない方のために、
少しでも”お手伝い”できれば・・・と思っています。