どうも、香川県観音寺市で居酒屋楽屋を経営している日下(くさか)と言います。本日は朝から来客が止まらず、なかなか落ち着いて仕事ができない1日でした。って、これ書いているのが16時なんで、これからが本番なですけどね(笑)なので、今日はサクッとブログを書こうと思います。

 

とりあえず、お店のこと・食材のことが手っ取り早いですね。宣伝にもなるし。

 

ハイパー痛風鍋ご予約承ってます

2月に入って、食材も少しずつ春の芽が出てきてます。と言っても、ハウスものなので実際はまだまだ冬模様。冬の食材といえば美味しいけど痛風の方には辛いものが多いですよね(笑)あん肝、タラ白子、牡蠣。楽屋でも、予約限定で「ハイパー痛風鍋」というメニューがあります。元ネタはあるんだけど、楽屋のエッセンスを入れてよりプリン体を高めた鍋。ヤバウマですよ。1人前3500円で2人前からになるけど、結構お得です♪

 

 


 あん肝、たら白子、渡り蟹、エビ、アミエビ、牡蠣。プリン体の核爆弾です


 

真牡蠣の旬

ハイパー痛風鍋には冬の食材がふんだんに入っています。でもその中の牡蠣の旬、実はこれからなんですよ。養殖技術の向上などで食材全般に季節感は薄くなってきています。牡蠣も10月くらいから市場に出てますよね。だから、牡蠣好きは喜んで食べて、年明ける頃には飽きるという傾向を見ることもしばしば。楽屋でも、注文率はグッと下がります。でも、魚介類は抱卵する(産卵期)前が一番美味しく牡蠣も御多分に洩れずです。

 

 

産卵するために栄養を蓄える(身が肥える)→抱卵する(身が痩せ出す)→放卵(身が痩せ切る)→栄養を蓄える(身が肥え始める)

 

というサイクルがあり、抱卵前が一番栄養のある状態になります。牡蠣の産卵期は4〜5月頃(海水温によるので地域によっても微妙に違います)なので2〜3月が一番身が肥えて日本人好みのクリーミーな牡蠣が食べられるというわけです。

 

 

岩牡蠣の旬

前述した牡蠣は真牡蠣と言って一般的に寒い時期に食べられる牡蠣。それとは逆に夏に旬を迎える岩牡蠣という種類もあります。あとは地牡蠣というその土地特有の牡蠣もあるそうですが、大体は真牡蠣と岩牡蠣。その岩牡蠣は7〜9月が旬。これは岩牡蠣の産卵期にあたる時期ですが、真牡蠣のように一度に大量に産卵しないので、産卵のために常に身が肥えている状態が保たれているからです。

 

 

 

詫間産の牡蠣

広島を代表するように瀬戸内海は牡蠣養殖が盛んです。香川県内でも志度町・多度津町など牡蠣養殖が盛んな地域があります。僕の住んでいる三豊・観音寺では詫間町。








楽屋の牡蠣は詫間町の牡蠣を取り扱わせてもらってます。香川県の牡蠣は生食できない決まりなので加熱調理は必須だけど、土鍋蒸し・カキフライ・牡蠣グラタンなどなど、加熱しても縮まない美味しい牡蠣をぜひ旬のうちに味わいに来てくださいね。