どうも、香川県観音寺市で居酒屋楽屋を経営している日下(くさか)と言います。2019年1月29日現在。昨日は僕の住んでいる観音寺市近辺で強風波浪注意報が出てました。

 

飲食店はアルバイトスタッフ、主に学生スタッフに営業が支えられています。楽屋も御多分に洩れずです。予約もないし、例年1月後半は売り上げの落ち込みが予想されるんで学生さんにはお休みいただいて、僕の相棒合田君と二人で仕事をしていました。一応、時間どうりにオープンしたんだけど見事に予想通り(笑)20時まで来店者ゼロ!誰も来ませんでした。予想してたとはいえ少しヘコんだのはここだけの話です。

 

せっかく暇なんで、GW明けに予定しているグランドメニュー刷新に向けての新メニューの試作と試食を繰り返していました。

 

 

三豊市仁尾町ロロロッサのリモンチェッロを使ったプレミアムなレモンサワー。酔いますww

 

 

意外となかったベタメニュー。親鳥ポン酢。ベタも増やしていきます




 

焼きバナナチョコ。甘いものに興味のないおっさん2人で試作するもんじゃなかった…冷たいと熱いを一緒に食べる意味が分かりません

 

 

 

もっとまとまってきたら色々情報公開していきたいと思うんですが、今回のブログで書こうと思っているのは合田君のこと。最近特によく思うのが「使えない従業員」がいるわけじゃなくて、「使えない従業員を作っている職場」があるんじゃないかと。

 


合田君も楽屋に来て12年くらい経ちます。よく頑張ってくれてます。特に最近は意識的な成長が目まぐるしく感じています。しかし、12年間の中での調理技術やオペレーション能力の上達といえば年数に比例しているかといえばそうではありません(明確な基準を設けているわけではないですが)

 


さて、これを見て12年間も何やっていたんだ!と僕に感じるか、合田君に感じるか。

 


僕自身は長い間、合田君に対して「なんでそんなこともできないんだ」という接し方をしていました。でも、人間の個性あるなかで僕の求める部分が合田君の長短の短の部分だっただけ。それは仕方ないし、嫌ならそもそも面接ではじけば良かっただけ。それを見抜く能力も当時はなかったけど。


相手がどうあれ、まずは仕事とはどういうものなのか(コンセプトや行動指針)、そしてどうステップアップしてもらいたいのか目標と道筋を伝えてしっかりと指導するということをしていませんでした。というか、僕自身が教えるほどの能力も余裕もないので、いくら指導しているつもりでも僕以上に能力が上昇することなどありません。そんな人材ならとっくに辞めてます(笑)


 

つまるところ、彼の能力値が僕自身(お店)の資質の現在値なんだと思うのです。素直にそう思えるようになってからゆっくりと合田君との関係を再構築し始めたのが最近。僕自身も慣れないことなので、再構築の最中でも何度も紆余曲折しながら想いと目標を伝えてきました。

 


その成果が昨日の新メニュー開発での会話の節々に現れていると感じ、何か嬉しく思いツイートしながらブログも書いている次第です。

 

 

 

 

 

ほんと12年間もよく付いてきてくれました。だからといって、これから付いてきてくれる保証もないけど(笑)彼の人生が日々豊かになるようにしっかりしたお店作り・会社作りををしていけたらと改めて思う1日でした。