藤田学 新年の抱負 令和2年1月1日
新しい令和の年となりました。
今年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。スポーツの素晴らしさを通してきっと夢のある未来がつくられていくことになるでしょう。
町田の誇りであるパランピアンの鹿沼由理恵さんは、スポーツの素晴らしさを通してきっと夢のある未来がつくられていくことになるでしょう。そして、私が最も大切にしたいと思っているのはパラピンピックレガシーです。パラリンピックって、障害の軽い人のスポーツってイメージがあると思うんです。重度の人にも競技する権利はもちろんあるし、重複障害の人でもやりたいって気持ちがあれば、できる。私はそれを証明できる。どんどん自分を試して門戸を開いていきたい。それから、パラリンピックが全てではありません。パラにない種目もある。大事なのは、運動したい、動きたい、という気持ち。そして、多くの楽しさを仲間と分かち合えるかが重要」と話してくれています。
そして、「スポーツは共生社会のアイテムです]。と、腕を切断しても、自転車からトライアスロンからマラソンにかえて今も夢を追いかけて走り続けています。
12月8日(日)、町田市立総合体育館でブラインドサッカーチャレンジカップ2019 日本代表VSモロッコ代表戦を開催していただきました。私も多摩都市モノレール延伸の展示会の式典のあと移動して、後半からでしたが、市長、副市長さんたちと一緒に観戦させていただきました。
ブラインドサッカーは、全盲クラスの5人制のフットサルで、視覚に障害のないゴールキーパーと、全盲のフィールドプレーヤーが全員アイマスクを着用し、転がると音が出るボールを使ってプレーするスポーツです。選手、監督、キーパー、ガイド(コーラー)の声を頼りにプレーが繰り広げられていました。
まるで見えているかのようなレベルの高い選手の動きに圧倒され、本当に感動しました。
表彰式での日本ブラインドサッカー協会塩嶋理事長の「ブラインドサッカーは、目の見えない選手と見えるキーパーやコーラと一緒に助け合いながら、インクルーシブのOne teamで目標に向かうスポーツです。まさに共生社会の理想がつまった競技です。パラリンピックレガシーとなると確信しています」との挨拶に深く共感しました。
パラリンピックから、子どもたちともみんなで、障がいへの理解を深めると共に、夢や希望、困難に立ち向かう意欲等の大切さを学び、心にレガシーとして残っていくことを信じています。
今年の新年の写真は、昨年私が最もリスぺクトした、我らが町田市消防団4分団3部の皆さんと東京都操法大会のときの写真です。彼らのように私ももっともっとがんばります。本年もよろしくお願いいたします。
令和2年1月1日 藤田学拝