第3回定例会を振り返って。教育、忠生まちづくりバリューアップ、小山田新駅周辺まちづくり | 町田市議会議員 ふじた学 オフィシャルブログPowered by Ameba

第3回定例会を振り返って。教育、忠生まちづくりバリューアップ、小山田新駅周辺まちづくり

ありがとうございます。
藤田学です。
 決算認定のあり、長かった町田市議会平成27年度第3回定例会を振り返っています。
私自身は、決算書を読み込みながら、来年度の予算要望に目を向けていました。  
 まずは、教育予算の確保です。
 このことは町田市に限らず日本という国は、かつての勤勉という国民性に甘えていたのか、先進諸外国と比べても、予算的、政策的にもまだまだ教育後進国という評価をなかなか脱しえていません。
 もっともっと国策として教育予算の確保、そして、地方自治体・教育委員会(現場)への支援を拡充して欲しいところですが、逆に、教育現場に関する国庫負担、補助を削減してきているのが現状です。 これはたまらんということで、町田市議会では、自民党から共産党まで全会派で発議し、全会一致で、国に対し、教育環境に関する補助・支援の拡充を求める意見書を可決し、上程したところです。  
 安倍政権が掲げる、「どんな(家庭)環境にあっても、学ぶ志さえあれば、しっかり学び、将来に夢をもてる教育の機会を与えていくという方針」を現実のものにしていってほしいと願います。
 もちろん、私も末端の現場から大きな声をあげて、こうした環境の実現のためにもっともっと汗をかいて行きたいと思っています。  

 本会議一般質問では、2021年ごみの焼却場(リサイクル文化センター)の建替えを契機として、隣接する最終処分場・旧埋立地も含め、健康増進・スポーツ振興、交流、防災、安全教育施設などの多様な機能を導入し、今ある資源とのネットワークを図りながら、周辺(忠生地域)の魅力を高め、「次世代が楽しく安心して生活できる地域」に再生していくという基本方針をもとに、周辺まちづくり協議会が市に提出した「忠生地域・バリューアッププラン」の実現を、焼却場の建て替えだけを先行することなく、まちづくりをしっかりと並行し、”負“から”向上“への制度設計の転換を求めて、訴えました。
  担当副市長から、かなり前進的、現実的に落とし込んでいくとの答弁をもらいました。
 象徴的な部分として、「健康・スポーツ施設、防災拠点整備は、熱回収施設(焼却施設)の稼働に合わせて整備」との約束をいただきました。  
 そして、町田市資源循環型施設整備推進本部の下部組織として、政策経営部が中心となって、都市づくり部、建設部、環境資源部、経済環境部、文化スポーツ振興部、市民部、財務部の関係部署により構成する「周辺まちづくり検討専門部会」を新たに設置し、要望事項の事業化に向けた方向性の検討、市の計画との調整、事業の推進管理を図っていき、要望事業の早期実現を目指していくとの約束もいただきました。  
 今後、まちづくり協議会からの要望・提案事項は、検討を進めたうえで、必要に応じて市の計画に位置付け、スケジュール・事業費についても、実現化に向けて、市の各事業と整合性を図りながら構想案をまとめ、各事業化に基づき、順次地域に提示していくとのことです。  
 これから建設的に進められていきます。しっかりと市と地域との間に入って、一層、汗をかいて行きたいと思っています。  
 さて、小田急多摩線延伸の実現に向けて、2027年新駅供用を目途に、「小山田新駅周辺のまちづくり」も具体的に動き出しました。12年後です。地域の夢づくり、未来づくり、しっかりと頑張っていきます。