厚木基地所属の航空機が綾瀬市内に部品を落下し、車両等を破損させる事故が発生(1月9日)について | 町田市議会議員 ふじた学 オフィシャルブログPowered by Ameba

厚木基地所属の航空機が綾瀬市内に部品を落下し、車両等を破損させる事故が発生(1月9日)について

藤田学です。
大変、残念で、遺憾な報告です。

 1月9日に、厚木基地所属の航空機が綾瀬市内に部品を落下し、車両等を破損させる事故が発生したとの報告を、市理事者から報告をいただきました。
 大変人通りの多い場所で発生であり、幸いにも近くであったものの直撃は免れましたが、もし人にあっていれば、命を落とす危険性もあったとのことで、町田市も中心街を通過していることもあり、決して他人ごとではなく、ぞっといたしました。

 このことに関し、町田市として、翌1月10日に国及び米軍に対し、下記の通り、要請を行っています。

 私自身は、日米安保はしっかりと堅持していくべき立場です。だからこそ、日米地位協定の見直しなど、しっかりと町田市民の生命と生活環境を守っていくことに一層、都議会、国会とも連携し、全力で取り組んでいかねばならないと思っています。

 このことに関し、町田市として、翌1月10日に国及び米軍に対し、下記の通り、要請を行っています。

<要請活動の概要(町田市HPより)>

○要請日
2014年1月10日(金曜日)
○要請先
外務大臣(持参)、防衛大臣(持参)、在日米海軍司令官(郵送)、厚木航空施設司令官(持参)
○要請内容
今回の部品落下事故に関し、原因を究明し公表することや、徹底した安全管理及び事故の再発防止に努めることを要請しました。
詳細は下のpdfファイルでご覧いただけます。

要請結果

○外務省 
【対応者】
永岡 日米地位協定室課長補佐
【回答要旨】
・今回のことは重大な事故に繋がりかねず、遺憾である。
・米側に遺憾の意を伝えるとともに、原因究明及び再発防止を申し入れた。
・今後情報を適切に提供してまいりたい。
・今日の話はしっかり受け止め、大臣に伝え、安全性の最大限の確保を米側に働きかけたい。

○ 防衛省 
【対応者】
長谷川 南関東防衛局管理部長
【回答要旨】
・米軍機による事故が続けざまに発生し、国として大変残念である。今回のような事は二度とあってはいけないと思っている。
・米側に対し、原因究明及び再発防止策等について申入れた。
・原因究明後、速やかに情報の提供をしたい。

○米海軍厚木基地
【対応者】 
米海軍厚木航空施設指令官スティーブン J.ウィーマン大佐ほか
【回答要旨】
・私どもの航空機が被害を起こし市民の方々にダメージを与え不安を抱かせ、迷惑を掛けた事について、大変遺憾に思っている。
・原因を速やかに究明するとともに、昨日の航空機と同型の航空機は、飛行を自粛しており、原因を徹底に調査し安全確認ができない限り飛行しない。
・原因が分かり次第、お伝えしたい。引き続き各市とはオープンなコミュニケーションを取り、情報提供してまいりたい。
・今後も安全確認を徹底してまいりたい