STAP様から、以下のコメントをいただきました(青字)。ありがとうございます。
別立てとして、本日のブログといたします。
 
>データのシークエンスの作業は、DNA(RNA)の塩基の配列を調べる事、解析作業は、塩基の配列の欠損、重複、SNPsなどを調べて、細胞の起源を知る作業であると、学とみ子は理解しています。ここが違うのですか?
 
>これに関して、小保方氏が行なったRNA-seqやCHIP-seqは、遺伝子発現プロファイルを調べる事にのみ使われ、細胞の起源を知る事には使われていない、と私から意見させて頂きましたが、先生のご理解は変わっておりませんでしょうか?
 
最初の文章は、シークエンスと解析の違いについての、学とみ子の理解を書きました。解析というのは、多くの意味を含むと思います。
特にSTAP事件では、STAPはESから作られたか?が問われたのですから、解析の目的は細胞の起源を知る作業であると書きました。
 
実際には、解析というのは、もっと広い意味を持つと思います。RNAや蛋白をしらべることにより、細胞の機能が見れるとおもいます。逆にしてDNA構造もみれるのでしょう。但し、RNA解析は一部だけ調べるとか、構造が不安定だとかあるのかと思います。

小保方氏らがRNA-seq 用として持ち込んだサンプルから、実際には、多くの情報がえられたのでしょう。
調査委員会は、このサンプルを解析することでESだと言いました。

公開ベースとアップしたRNA-seqが高精度で調べられ、世界中でねつ造とされてしまったのですよね。
 
レター論文では、本文中に、STAP(幹)細胞、ES,TS細胞の違いについて、遺伝子の発現の違い、タンパクの偏在、インヒビターに対する、各細胞の反応の違いが書かれています。
STAP関連細胞と、ES,TSとの違いが論文の軸になっています。
そしてgenome-wide RNA-sequencing による系統樹も書かれています。
 
しかし、FI細胞としてレター論文実験に使われたはずの、OCT4入りのB6マウスから作ったFI細胞はなかったという若山証言があり、実験で使われたFI細胞は存在しないになってしまいました。
これでは、レターの軸となる仕事はすべてねつ造だったということです。

レター論文のESとSTAP由来のキメラの画像も、両方STAPだということを、若山氏が言い出して、つまり両方ともESですよね。
 
Warblerの解説も、図表の問題点ばかりを指摘していて、この根幹の問題についてはっきり書いていないような気がします。
STAPがESだったら、レター論文そのものが成り立たないではないですか?
つまり、若山氏はレター論文のすべてを否定したかったのだと思います。
このあたりのこと、おしえてくれませんか?