原発事故で皆さま、心を痛めていると思います。スーパーでも、限定の水があっという間に、売り切れています。
しかし、今は、まだ、そうした時点ではなく、今後が大事です。

現在、水道水の摂取制限は、解除されていますし、日本小児科学会も、100ベクレルを超えてても、飲ませて良いと言っています。100ベクレルは、平時の基準値です。今は、特殊な状況です。

日本核医学会が、情報をだしていますので、継続的にチェックしてください。
http://www.jsnm.org/japanese/11-03-18  ヨウ素投与の基準
なぜ、ヨウ素の投与が必要かが簡潔にかいてあります。とても、勉強になります。
チェルノブイリの時に、日常生活においてヨウ素が不足している内陸地域の子どもは、放射性ヨウ素が容易に甲状腺にとりこまれ、体内に残りました。甲状腺がんの頻度は、すでにブログにかきました。一方、ポーランドは、海に近く、ふだんのヨウ素不足がなく、また、国家的にヨウ素の投与が行われ、放射物質が小児の体内にとりこまれにくかったそうです。ぜひ、クリックして確かめておいてください。
これがが100000nGy/h=100 マイクロGy/h を越えたら、誰か(国や学会などの専門機関)が動き始めるでしょう。

東京の空気中濃度データ上昇も、1000を超えてくると要注意との情報がありました。
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html

こうした数値はあくまで、めやすです。絶対的な数値ではありません。しかるべき、学会などが発信する情報をチェックしてください。