ベゲタ 万能調味料 | 楽典詩人

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私は、海外旅行に行っても、いわゆるお土産は買わない。

他所では入手できない物を見つけた時などは自分に買うことはあるが、家族や知人に買うことはない。

 

今回のクロアチア旅行でも何も買うつもりはなかった。

 

ドゥブロブニクで小さなスーパーマーケットに入ったとき、ベゲタを見つけて買ってしまった。

 

ベゲタについては何の予備知識もなく、今回の旅行で添乗員の女性が何かの話のついでに、クロアチアにはベゲタという万能調味料がありとてもおいしいと言っていただけです。

 

そして、あまり深い意味もなく、できるだけ個性のなさそうなクッキーもついでに買った。

どちらも安価なものだったが、いくらだったかの記憶はない。

 

この二つだけが、今回の旅行の自分への土産となった。

もちろん、家族や知人への土産は一切ない。

 

先日、我が家に孫娘が遊びに来た時初めて封を切って、顆粒状のベゲタに単にお湯を加えただけのスープを作ってみた。

 

孫にも味見をさせると「おいしい、ベーコンを刻んで入れるといいと思う」といった。

私も同意見だった。

 

プラズマという商品名のクッキーも期待通りのシンプルな味だった。

 

ベゲタの包装には、多種類の野菜の絵が描かれているのでこれらが主成分だと思われる。

包装の裏側の説明文には、英語など私が辞書を使えばなんとか意味が分かりそうな言語での説明はなかった。

 

何の根拠もなく、自分の舌で感じただけですが、料理の下味付けやスープの出汁などにはとても良いものに思われた。