ラファエロの生家の為、ウルビーノに行きました | フランス額装、アトリエ・オリーブのブログ

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今から5年位前の事です。 
 
 
私が一番好きな画家はラファエロ・サンティです。
なので、ラファエロの生まれたウルビーノと言うイタリアの街は私にとって憧れの街でした。
 
 
ああ、行ってみたい。でも遠い 遠い と思っていました。
ラファエロの生家訪れたい。。。。。
 
フィレンツェへの旅行の際に、遂にウルビーノへの行く事を決意しました。
何故かと言うと、フィレンツェとウルビーノは地理的に遠くはないのです。
しかし、山の中にあるウルビーノへ行くのは簡単ではありません。
 
フィレンツェからウルビーノまでバスが出ていれば良いのですが、そういった物はありませんでした。
なので、電車で行く事となりました。
 
行き方は、フィレンツェを出てボローニャで乗り換え、そこからペーザロまで、
ペーザロからはバス、高速で40分、普通で1時間 それでウルビーノに着きます。
 
このルート、ざっと4時間。
なので、朝7時前にフィレンツェを出て、ウルビーノに到着したのが11時前でした。
 
正直、ここまで一人で来ると、、、、私生きて帰れるのかな?  なんて思ってしまいました。
バスの中も、もう地元の人ばかり、何を話しているのか?さっぱりわかりませんでした。
 
 
そんな不安もふっとぶ位、ウルビーノは美しい街でした。世界遺産の街です。
 
 
 


 
 
山の中に突然、宮殿が見えてきます。 ドゥカーレ宮殿です。この中には、美術館があります。
ラファエロの作品、無口な女や、ラファエロのお父さん ジョバンニ サンティの作品もあります。
 
 
さてさて、ラファエロの生家に向かいます。
 
 
 
このラファエロ通りと行くと。
 
 


 
ありました、ラファエロの生家です。
 
 


 
 
 
生家の中は撮影禁止でしたので、
ポストカードから撮影をした、フレスコ画を載せます。
 
 

 



 


 


 


2階には、ラファエロが最初に描いたと言う(もしくはお父さんのジョバンニ)、
聖母子のフレスコ画がありました。
この部屋でラファエロが生まれたという記述もありました。
 
 
 
この生家はラファエロアカデミーらしく、ラファエロに関する物が色々とありました。
1階にはギャラリーもあり、その場所はかつてラファエロのお父さん、ジョバンニさんにアトリエだったそうです。
 
 
 
 
生家を出て奥へ進むと、ラファエロさんの銅像もありました。
この街の誇りなのでしょう。
 
 


 
 
 
 
ウルビーノは大学の街です。
治安も良く、ゆっくり出来る場所だと思います。
たしかローマからもバスが出ている??? かもしれません。
しかし遠い。。。。
 
フィレンツェまで来た、ならばウルビーノまで
なんて気合いを入れて行った街です。