ペットの名前 | フランス額装、アトリエ・オリーブのブログ

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フランス額装のアトリエ・オリーブブログです。

額装や額縁の事、西洋美術の事、アートの事、フランスでの事、 猫についてなどを書きます。

まだまだ暑い日が続きます。

 

私の家には、いしちゃん と言う黒猫がいます。

駅内にある廃屋のお店の中にいた猫です。

なので雑種です。

 

名は体を表すというか、どうもいしちゃんは、骨格もたくましく

大柄で、いしちゃんと言う感じがします。

実は片目が傷ついているから、森の石松からとって

いしちゃんなのです。

 

犬や猫、皆 ペットに名前を付けますね。

何と言うか、不思議と名前を付けた後に、そのペット達が

どうもその名前のイメージになっていくから不思議です。

 

 

日本のペットは、和風な名前や洋風な名前等々。。。

 

私がフランスで出会った猫ちゃん達の名前は、

 

オリーブ、ムムス、キキ、カルトゥッシュ、 

 

オベリックス、ツンドラ、キキ、アレックス、シャルロット

 

とやはり洋風です。

 

犬もそうでして、 IQ (Qの発音を上げて読みます。)

 

ローラ、キーム 等々やはり洋風でした。

 

各国によって、ペットの名前も様々です。

 

フランスの猫達の写真です。

 

 

 

子猫キキ。 フランスの獣医さん曰く、キキの鼻は丸くなくて

尖っている。こういう猫は頭が良いそうです。

 

 

 

 

レストランの猫に噛みつかれ、心病んでいた頃の痩せている

オリーブ。今は筋肉質です。

 

 

 

 

 

 

どっぷりムムスです。

寂しがり屋です。

 

 

先日、こちらの漫画を購入しました。

1~4巻まで発売しています。

 

 

 

 

ペットの声が聞こえたら 

 

という漫画です。

 

原作は塩田妙玄さんと言う お坊さんです。

作画はオノユウリさんです。

 

塩田妙玄さんは、動物の言葉が分かったり、

無くなった動物の気持ちなども感じたりと。。。。

 

愛さんという方の動物保護施設のお手伝いをされているのです。

 

実は、私はこの漫画を読んで救われたのです。

 

私の家には、ジョンという雑種の犬がいました。

とても優しい犬で、番犬のつもりで飼い始めましたが、

人が良い 、おっと犬が良くて 番犬になりませんでした。

 

そのジョンは、私が18歳の時に、突然亡くなりました。

亡くなる瞬間は、家族全員 ジョンと一緒にいる事が出来ましたが、

亡くした事をとても後悔していました。

 

もっとジョンにあんなことも、こんなことも出来た。

 

亡くなるなんて思わないから、

他界の前日に、 今日の分は明日にするね。

なんてジョンに約束はするは。。。。

 

ジョンの様な優しい犬は、この家でなければもっと幸せだったはず。

 

なんて思ってもいたのです。

 

 

ペットの声が聞こえたらの本の中でも、

亡くなった 犬や猫への後悔をする方々が出てきます。

 

しかし、妙玄さんが感じる、亡くなったペット達の思いは

こういう物でした。

 

 

自分を思い出す時は、 ごめんねの事じゃなくて

ありがとうの事を思い出してね

 

 

自分を思い出す時は、最期のつらい

姿じゃなくて、元気な姿を思い出してね。

 

 

自分は、おとうさん、おかあさん(自分の飼い主の事)が大好きなの。 おとうさん、おかあさんが良いの。

 

 

と言う様な描写が幾つも出てきて、、、、

何だか癒されました。

 

そう言えば、ジョンは明け方、 家族を待って、

それからすぐに旅立ちました。

 

一人で行くのは辛いから、 またお別れを言う為に

家族を待っていたのでしょう。

 

 

ジョンにとって、我々はかけがえの無い家族だったのですね。

 

ペットの声が聞こえたら を読み終えた後に、

ジョンの写真をすぐに観に行きました。