2018年を振り返って | 学習院大学水球部のブログ

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こんにちは!

学習院大学 水泳部水球部門3年のほそごえです。

皆さま年の瀬はいかがお過ごしでしょうか。

 

私、ほそごえの自己紹介をさせて頂くと、

私達3年が最高学年になった6月から現在に至るまで、副将を務めております。

中学高校時代は細々と競泳を経験して、大学から水球を始めました。

帽子番号は自分のこだわりの2を付けさせてもらっています。

 

 

今回は私が代表して、公私に渡り、学習院大学 水泳部水球部門の2018年の振り返りを行いたいと思います。

 

 かなりの長文になりますが皆様どうぞお付き合いください、、

 

 

 

 

春休み

1・2・3月

2018年を私達にとって飛躍の一年にするべくオフ期間である冬休みからエンジンをかけ始めました。

1・2月は例年通り他大のプールを訪問することが多かったのですが、春先にかけての3月は特にその装いをガラッと変えました。

2回の合宿・計10日以上を費やし徹底的に追い込みました。

以前コーチとしてお世話になっていた太田さんの御尽力により三重にて合宿をさせて頂く事が出来ました。

また、その直後には早々に我が校の大学プールを開けて合宿を行いました。極寒の外プールかつクラブハウスが建て替え中で仮の風呂しかないという劣悪な環境の中、自分達の目標に向かって歩みを進めました。

 

 

 

この2回の合宿で得られたものは費やした時間と技術の向上だけに留まらず、思い出に残るものだったでしょう。

 

(私個人の話をさせて頂くと3月は肋骨を折っており、殆ど練習に参加することができませんでした。2月に趣味で行ったスキーで、スピードを出しすぎてジャンプして背中から落ちて肋軟骨を損傷しました。スキー板も真横に真っ二つに折れる程の衝撃で、全治3週間と診断されました。ヘルメットを被っていなかったら重体だったかもしれません。

 

そんな重傷にも関わらず我慢出来ずにプールに入り体を動かしていました。おもむろにダッシュするなど愚行を繰り返していました。結果として完治までに2ヶ月近くを費やしました。おまけに今でも違和感があり、胸郭の可動域の狭さに悩んでいます。この時、安静にしていればもっと治りが早かったのではないかと考えとても後悔しています。

 

ただ、後悔ばかりでもありません。その時出来る事を考え、自分で試行錯誤してやりたい事をやっていました。自分の体の影響しない部分のストレッチ、一眼レフで写真を撮る、ホームページの作成、審判の笛の勉強(観察)を含めたマネージャーさんの仕事を知る事などなど色々な事をしました。この時立ち止まらなかったのは良い経験であったと確信しています。おかげさまで、写真を宣材用に使う事が出来たり、笛を吹く機会が出来たり、など今現在いい結果として自分に、チームに、還元されています。)

 

まとめると

⑴スキー・スノボをする時は絶対にヘルメットをしてください。1万円で命が助かるのなら安いもんです。

⑵怪我をしたら安静にするのが一番の近道です。競技をしたくてたまらないと思いますが、早期回復に努めるのが義務です。

⑶出来る事は絶対に何かあります。無駄に見えてもきっと返ってきます。チャレンジしましょう。

以上、公私の経験を含めた1・2・3月の総括でした。

 

 

 

学生リーグ期間

4・5・6月

4月に入り、授業も始まり、本格的に活動を再開しました。まず始めに行ったのは新入生の勧誘活動です。しかし我々が目標としていた人数には遠く及ばず、若干不安の残るスタートとなりました。

 

 

そんな中でも埼玉栄仕込みの練習メソッド・技術・人格者をアセットとして獲得したお陰で部員全員が急速に成長して行きました。特に前主将の村越さんはバックとして敵なしと言える程の圧倒的な安定感を手に入れました。

 

 

選手の成長著しい中、5・6月の関東学生リーグを戦いました。目標は2部2位・インカレ出場権を目指し奮闘しました。

順調に勝ち進みましたが、惜しくも国際武道大学と成蹊大学に敗れ最終結果は2部3位となりました。

目標にはあと1歩届きませんでしたが、2部3位は本院にとって24年ぶりとなる快挙でした。

 

 

 

個人的に、学生リーグで一番印象に残っているのは国武vs成蹊の決勝戦です。我々はミーティング中でしたが、国際武道大学の波のノリ方が衝撃的すぎてミーティングに集中出来ませんでした。圧倒されると同時に自分達が来年目指すレベルを知り、奮い立ったのを覚えています。)

 
 
 
 

7・8・9月

学生リーグにおいて目標となる2部2位・インカレ出場権を獲得する事が出来なかったため、4年生は6月をもって引退し、現3年に引導が渡されました。

主将を山田(現・吉田)、副将を私、ほそごえと山下が拝命しました。

夏休みに入ってからの練習は体力面でタフなスケジュールが続きました。8月には静岡・磐田南高校に遠征をさせて頂きました。良く泳ぐ高校生さらには中学生とも一緒に練習を行い、自分達の課題が多く見つかる夏となりました。

夏の後半では皆の疲労がたまり、欠席者の多発や練習効率の低下など技術面以外でも反省点はたくさんありました。

 

 

(個人として、夏は学生団体の活動であまり練習に参加出来ていませんでした。あの時練習していたら~と思う時はたくさんあり、今でも何が正解だったのかはわかりませんが、自分が後悔しない道を選んだつもりではいます。)

 

 

 

 

 

秋冬

10・11・12月

10月は寒空の下、大学プールで基礎練習を続けました。

11月に行われた新人戦を目標に活動しました。私達は下位ブロック(2部)での打倒成蹊・国武を目標に臨みました。しかしながら結果として学生リーグと同じ結果で大会を終えました。

 

12月15日には1年の締めとして納会を行い、沢山のOBさん方に来て頂きました。来年度以降もどうぞよろしくお願い致します。

 

そして12月22日から24日の3日間は、筑波大学主催の筑波カップに参加させて頂きました。

結果はなんと全体の2位!決勝まで進む事が出来ました。

体力のある高校生や圧倒的技術・体力を持つ筑波大学との対戦・交流を通して部員全員にとって、とても良い刺激になったのでは無いでしょうか。

 

 

(今回私は新人戦で審判を務めさせて頂きました。1年生の冬に審判資格を取ったきり、あまり機会はありませんでしたが、良い経験だと思い参加させて頂きました。審判として至らない点は多くありましたが、競技に対して見つめ直す良い機会でした。

 

加えて筑波カップでは本当に貴重な経験をたくさんさせて頂きました。プレーだけでなく、本院から4人が役員として運営のお手伝いを致しました。3日目の午前中には講習会にも参加し、水の外から競技に関わる事の重要さ・大変さを体感しました。

 

学んだこれら全ての事から部の全体のレベル向上に繋がればと思っています。)

 

 

 

総括

 

2018年は学習院大学水泳部水球部門にとって大きな変革の年でした。春合宿・学生リーグ2部3位・経験者の獲得・練習の効率化・運営の体系化・夏合宿・新人戦・筑波カップなど成長を続けました。

来年の抱負は年明けに主将からの挨拶とともに載せますが、私たちはこれまでよりもずっと高い所を目指しています。

競技の成績はもちろんですが、レフリーの派遣や交流などを通して水球界全体の発展を大きな目標としています。

 

最後になりましたが、本年も学習院大学 水泳部水球部門をご支援・応援して頂き本当にありがとうございます。

この場をお借りして御礼申し上げます。

皆様のご期待に添える様、部員一同一丸となって2019年も活動して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

2018年12月30日 3年 副将 ほそごえ