短距離1年の福田です。
僕ら1年が入部してから約半年が経とうとしています。この半年間陸上部にいて学ぶことはたくさんありました。
高校との競技環境の違いに戸惑う期間もありましたが、今では与えられたメニューを自分の中で工夫したり+αして自分なりにアレンジすることで、単純な走力の強化だけではなく自分自身の課題に沿った練習がこなせています。
自分でどれだけ考えられるか、考えたことをどれだけ意識できるか、その意識をどこまで普段の練習に取り入れることができるかが自分の競技人生を大きく変えていくと思います。
もちろんそのような練習をつむことができれば自然と記録もついてくると思いますし、競技自体のモチベーションも高まりさらに伸びます。
しかし、僕はただ今大スランプ中です。
もちろんまだ走力が足りていないことは十分承知なのですが、自分なりに色々考えたところ答えが見つかりました。そして間違いに気づきました。
それは「普段の練習でただただ速い走り」を求めて練習していたということです。
もちろんこれ自体に間違いがあるとは全く思っていませんし、そのために陸上をしています。
ただ、レース本番でその力を出せなければ意味が全くありません。言い訳ではないのですが、普段の練習や前日の調整練習では好調だったのにも関わらずレース本番では思うように体が動かないということが高校時代からあり、大学では直前の調整練習や当日のアップの方法を変えてみたりと色々試行錯誤をしてみたのですが、あまり答えが見つかりませんでした。
そこで僕は「レースで好調な走りができる状態にもってくるまでを普段の練習に含める」ことが今の1番の答えなのではないかという考えに至りました。正直レースになると僕は普段とは違った雰囲気というものを感じます。400m にいたっては「オン・ユア・マーク」のコール直前までいまだに緊張します。
大事なのは、本当の意味での「練習は本番のように、本番は練習のように」ということ。練習は本番を想定して行い、本番は練習のような自分らしい走りを。
これが果たして正解なのかはわかりませんが、自分が長い時間をかけて見つけ出した以上、考えて、意識して、練習に組み込めたらなと思います。
この先残り少ない競技生活をこの半年以上に充実したものにしていきます。
次は田村です。