発症20年.語り尽くせない苦闘や悩み。
しかし、もう20年も過ぎるのかと。
今のところ合併症は出ていないが、この先どのくらい持つのか?
20年前、1型専門外来に出会えたのはとてもラッキーだった。
ちょうど、愛知県の愛・地球博が開催された年だった。
家族で見に行ったけど、まだ1型専門外来には出会ってなかった時だ。何を食べたかも覚えていない、悲しい悲惨な思い出しかない。
まもなく出来たというばかりの専門外来を受診した。落胆していた矢先、優しい先生の言葉に涙が出た。そこで入院を決め、じっくり診てもらった。
あなたの体はポンプで調節するのが良いと言われ、インスリンポンプを即導入。
ベーサルが必要時とそうでない時と20倍も差があると医師もおったまげた患者だった様だ。それは後に聞いた話だけど。
それから8年、県外のその専門外来に通院し1型交流会にも参加し、1型のカーボカウントの勉強をしっかりした。つもり。。
ポンプでなくても注射でも同じ様なことをしたらいいんじゃないの?と注射に切り替え地元の医者に転院した。
田舎なので近くにはポンプを扱っている医療機関がない為だ。それに精通した医師もいないし、患者もほとんどいない。
今ポンプを辞めたら再度ポンプは使えないと医師に言われた。高齢になり対応出来ないということだ。
しかし、それからポンプも進化して日本語表現もあるとか。
でもポンプに戻る気にはならない。
依然として、暁月現象が激しくベーサルの差はあるが、暁月時の注射追加でなんとかおさめてる。
このまま死ぬまで行くしかないかなあ。
ゲートボールはやめたが、オカリナ、ボランティア、体操、己書などなんとか続けている。
これからも1型と腰痛と仲良くして出来ることは続けようと思ってる。