20年前にすでに北アルプスでの救助のために山岳救助専用機アグスタK2を導入した富山県の取り組みと比べると、静岡のやる気のなさとが伝わってくる記事です。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160123/CK2016012302000098.html?ref=rank
「市消防局の担当者によると、市のヘリが市域外で訓練するには国交省航空局の許可が必要で、富士山で訓練を積むには制約があるという。」
世界遺産でお客を集めている地元自治体としては、「責任感」のかけらもないコメントです。
「富士山で救助活動ができる自治体などのヘリは、県、静岡市、浜松市の各一機と県警の二機の計五機。」
浜松救難隊はカウントされていないのですね。小松救難隊は北アルプスで活躍しているのに。
「遭難者の大半は地上からの救助で麓付近まで下ろされるため、五合目より上の出動はほとんどない。」
ドクターヘリだドクターカーの時代に、これを言うってのも相当だと思います。