「慢性胆嚢炎と右肩こり」自然治癒力で治す実例 (全2章)
その二「慢性胆嚢炎」と自然治癒力アップの整体法
① の「胆嚢-胆管の内臓整体」の時、胆汁の流出音が「ジュルジュル」と大きな音を立ててなる事も少なくありません。その瞬間、患者さんは「ああ~、肩がス~ッとして気持ちええ」と右肩をさすったりされるのです。
② の「消化管の蠕動運動促進整体」では、胃とか腸の「グルグル~」という音が大音響で響く事がほとんどです。治療後、ウエストが10cm以上も細くなっている事も少なくありません(☚ガスの吸収が促進されたり、消化管に溜まっていた血液が肝臓-心臓-全身に戻る為)。
これらの様にJHSC整体では患者さんの本来有する自然治癒力を引き出す整体を目標にしています。そして慢性胆嚢炎や肩こり-背中痛などを、自然に治癒に導いていく様にしています。
そこで一つ実例を
Hさん・41才・女性・会社員
●病歴
慢性な肩こり-背中痛と同時に、もともと便秘が酷く腹部の膨満感もあってお腹がパンパンでつらかったそうです。ある時その膨満感が張りすぎて背中が激痛状態になったので入院され「慢性胆嚢炎の活動期」と診断されました。
抗生剤と点滴などで治療を続け、数日後に退院されました。
●診察
当院での初診は「右の背中~腰の痛み」として来院されましたが、よくよく診察すると肩こり・右季肋部(胆嚢-胆管のある部分)や、腹部全般の圧痛と疲労現象(消化管蠕動運動低下)が顕著だったので、改めて問診すると上記病歴で記しま
した「慢性胆嚢炎」での入院についてお話しされました。
●整体治療
①腹部全般の消化管の蠕動運動を亢進する整体法
②腹部消化管-平滑筋の緊張を改善させる整体法
③胆嚢と胆管の運動を亢進させる整体法
●結果
最初は②の手技で少し痛がっておられましたHさんでしたが、その内徐々に気持ち良くなってきたみたいで、「うつらうつら」と傾眠状態になりました。
次いで①の手技でお腹を「ゴロゴロ」と鳴らし、最後に③の手技で胆嚢-胆管の胆汁流出を促進すると「ジュルルル~」と胆汁の流出音がし、1回目の施術を終了しました。
●その後
1回目の治療直後、背中痛と肩こりは半分方改善していました。右季肋部の痛みもほぼ消失していました。
3回目に来院された時、ほとんど背中痛と右肩こりは改善していました。ウエストは9~10cm程短くなったそうです。
ガスによる腹部膨満感・・・これはほとんどOKでした。
便秘・・・これについてはまだ五合目ほどで、10合目の便通改善までは、あと少し継続治療が必要だと思われます。
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