心臓疾患(大動脈弁狭窄症)の患者さん・・・??? 患者はウソをつく | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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心臓疾患(大動脈弁狭窄症)の患者さん・・・??? 

患者はウソをつく(学院長の口癖より)

「整体、心と身体に関する悩み-質問」はこちら

このエピソードは基礎医学「心理学」で勉強します。



心臓・・・それは誰もが知っている内臓の代表選手みたいなものですね。

ところでこの心臓疾患により痛くなる部位(関連痛)は非常に多岐に渡ることが知られています。

一番有名な部位は当然「胸部」ですよね。

これは誰しも知っているところです。

次に有名な部位は・・・「背中」でしょうか。

ではその次は・。・。・。・。

以下、順不同で紹介していきますと、

 

 

 

 

 

 

 鳩尾(みぞおち)

などです。

実に多岐に渡る部位に関連痛がでますね。ちなみに「痛み」ではありませんが、心臓疾患が原因する「腹痛・下痢・便秘」などの消化器症状も有るくらいですから。




ところでここで注意しないといけない事、、、それは「素人判断による勘違い」です。

例えば「鳩尾(みぞおち)」が痛むケース、つまりこのケースでは胃痛・腹痛」と勘違いして患者さんが「胃薬」を飲んでみたり、それでもダメならという事で「消化器系の医院」に受診したり、で、適切な処置が遅れることも少なくない、という現象があるのです。☚古い話しですが、確か森繁久彌さんが心筋梗塞に罹患したとき、最初は「胃が痛い」といって消化器系の医院に受診したのだと記憶しておりますが、間違っていたらすみません。


別のケースでは「顎」が痛くなれば素人判断で歯医者さんに行くかもしれませんし、関連痛が「首すじから肩-肘」であれば我々の整体院に来院するかもしれない、、、、、否、実際に心臓疾患による肩こり等で整体院に来院される方はかなり多いのが現状なんです。




実際緊張しますよ、こんなケースでは。いつ何時、治療中に発作を起こすかもしれませんからね。

そういえば以前このようなケースがありました。


29才の女性患者さんでした。この方は10年前に少しだけ合気道を習っていたそうですが、その練習の時に「左肘」をグネッと捻挫したらしく、それ以来今日に至るまでずっと左肘に軽度の痛み(違和感)が残り、整形外科でX線を取っても異常が無いし、接骨院で電気治療・湿布・マッサージ・鍼灸など、どんな治療をしても治らない、、、との事でした。

正直な話し、最初は心臓疾患の事なんか念頭にありませんでした。29才と全然お若いし、何も持病について仰らないし、一見したところ何の異常もなさそうでしたから、、、

しかし色々と肘の検査をしてみても原因が分からず、いつもの様に顔はポーカーフェイスでしたが、内心ではチョッと冷や汗が出始めました。


「まさかな~???」と思いつつ、一応念のために心臓についての診察と問診をしてみようと思い、なにげに「心臓の既往歴か何かありますか?」と聞いてみると即座に、かつ申し訳なさそうに「私、大動脈弁狭窄症なんですうぅ、、、」と、このお若い女性は仰ってくれたんです。(大動脈弁狭窄症とは大動脈に開口する部分の弁が狭くなることで心臓に負担がかかり、心臓肥大や心不全を呈する疾患です)




「最初に言ってくれよな~、患者さん、、、」

「そやけど心臓の関連痛だとすると、そりゃ今まで何をしても治らんやん、、、精密検査も必要かも・・・」




一般的に患者さんは、自分の主訴(症状)の成り立ちについて患者自身で(素人判断で)ストーリーを作って我々に解説されます。

それが正しい時もあるし、そうでない時もある・・・そうでない時は結果として患者さんの「解説」は「ウソ」なんですよね。




患者はウソをつく・・・悪気はなくとも結果的に「患者はウソをつく」

この点について一部の隙も無いくらいに細心の注意が私たちには必要ですが、このような関連痛に関する患者さんの「解説」も、患者さんが発する「ウソ」として「要注意」の現象なんですね。




追記・・・多くの効果が期待できないことは分かっていましたが、一応心臓の内臓整体を施術しました。すると肘の痛みが2-3割程度軽くなったそうです。大動脈弁狭窄症自体の改善は有り得ませんが、おそらく心臓の位置の緊張などが整体で改善されて、肘痛も若干減弱したのかもしれません。






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