Wordの困った 解決方法はこれ!
第3回 文章を入力していると、勝手に赤や青の下線が表示された
Wordの授業で受講生の皆さんから頂いた「Wordの困った」の解決方法をご紹介いたします。
Wordの困った 文章を入力していると、勝手に赤や青の下線が表示された
下図のように文章を入力していると、赤の波線や青の二重線が勝手に表示されることがあります。
これはWordの「文章校正」という機能が、スペルミスや表記ゆれなどを自動的にチェックを行い、「確認をしてください」と促しています。
Worrd → Word → スペルミス
プリンターとプリンタ → 同じ言葉の表記が違う(ゆらぎ)
されてました → い抜き言葉(正しくは、されていました)
見れる → ら抜き言葉(正しくは、見られる)
。。 → 句点が2つ
全然きれい → 日本語が変 → 非常にきれい
なお、Wordの標準設定では「文書校正」の「文書スタイル」が「くだけた文」になっています。「くだけた文」の場合は、い抜き言葉・ら抜き言葉やこの例の全然きれいの全然に下線は表示されません。
解決方法はこれ! 下線部分で右クリックして必要に応じて修正を行う
2つほど修正を示します。
スペルミスの「Worrd」の所で右クリックすると下図のように修正案が表示されますので、修正したい単語をクリックすれば修正されます。
「されてました」の所で右クリックすると下図のように修正案が表示されますので、「されていました」をクリックすれば修正されます。
文書スタイルの変更方法
1.Wordを開き、左上の[ファイル]タブをクリックします。
2.一番下の[オプション]をクリックします。(もしくは[その他]→[オプション])
3.Wordのオプション画面が開きます。[文章校正]を選択し[Wordのスペルチェックと文章校正]の[文書のスタイル]で変更します。
くだけた文:ら抜き言葉やい抜き言葉など、口語表現が校正対象外です。
通常の文:一般的な文書の作成
通常の文(校正用):厳しめの校正で正確さが重視される文書の作成用
公用文(校正用):厳しめの校正で公用文の作成用
ビジネス文書を作成する場合は、「通常の文」程度のスタイルにしておいた方が良いでしょう。
次回は、「改行したら行間が広くなった」をご紹介します。お楽しみに!
講師Sでした。






