大学生と近所の人とかの話

大学生と近所の人とかの話

色々、書く予定です

Amebaでブログを始めよう!
健太郎の母

中岡さんはすごいです。

シングルマザーでもう7、8年健太郎を女手一つで育てています。

しかもちゃんと大学に行かせようとしています。

健太郎は健太郎で学校の成績が良いらしく

推薦で大学に入れそうで

とても優秀。

親孝行ですね…すばらしい。



近所のスーパーは雨の日に全商品5%引きになります。

コンビニよりも確実に安くお弁当が買えるので
昨日の夜雨が降っていたので行くと…

中岡さんと健太郎がカゴいっぱいに色んな物を詰め込んでいました。

「こんばんはー」

声を掛けると少し恥ずかしそうな健太郎とにっこり笑顔の中岡さん。

「ガクくん!ちゃんと食べてる?」

トイレットペーパーを必至に抱いていたので持ってあげました。

片手に持っていたお弁当は隠して

「食べてますよー」

家族以外に気遣ってくれる人がいる幸せ…

「ガクさんまた弁当買ってんじゃん。」

見つかった…!

「あっっっら!ホントね!いいわ、今日はこんな時間だから日曜にウチに来なさい。
今冬最後のお鍋でもしましょう」

そう言って中岡さんは僕の持っていたお弁当を健太郎が持っていたカゴに入れ
お会計を済ませました。

「荷物持ちしてくれるお駄賃ね~」

なんて!

400円分の仕事なんてしてないのに!!
サラリとおごる、この男らしさ!

女性だけれど!

嬉しさと申し訳なさで端から見たら妙な顔をしていたでしょう。

と、言う訳で明日はお鍋です。

アンナとの話を早めにまとめておきたいんですけど

日々重ねると

いろいろいろいろ…あります。


アンナはもう僕の家の常連な訳なのですが、

いても長くて二時間。

その後帰ってから家庭教師が来ているらしいです。

色々勉強していて
漢字検定で五級をとっていると言ってました。
小学校6年生レベル…

僕は三級落ちているので
恥ずかしくて何も言えない!

もっと頑張ればよかった!と思う事がいっぱいです。
健太郎の話をしましたが

本当に高校生なのにしっかりしています。

気遣い気配りがすごい。


最近花粉症で鼻もくしゃみも容赦なく出まくっていたのですが

今日学校帰りの健太郎がずんずんずんと寄ってきて

手に小さな丸い物をいくつか押し当てて上へ帰って行きました。

手を見ると飴が!

舐めてみるとすーっとする…

よく見るとはなのど飴と書いてありました。

とてもありがたかったです。


その後会ってないのですが、奴は飴を持ち歩いているのでしょうか?

僕の高校時代鼻セレブ(箱ティッシュ)を机の上において

時々鼻噛んでる人が数人いたのですが

今もその文化あるのでしょうか?
アンナの学校の大縄は

八の字になって飛ぶタイプ。

結構な時間縄を回してましたが
なかなかアンナは飛ばない

はい!はい!

ってタイミングを合わせようとするもうまくいかない…

その後何回か飛べたのですが、今度は出るタイミングが分からない。


ほとんどの時間アンナは縄を必至に顔で追っています。

なかなかヤバいです。

腕が。

「…ごめんなさい。うまく飛べない」

俯いてしまいました。


「学校ではどうしてんの?飛べてる?」

「こっそり抜けてる…」

そっか~~~

「保健室行ってたら何も言われないよ」


なんだかかわいそうになってしまいました。

本気で縄跳びを飛べるようになりたいし

練習するためになが縄まで買っているのに

学校にいる友達からはきっと逃げてる子って思われているのかな

…と。

どうにかして飛べるようになって欲しい。

努力してるから報われて欲しい

出来る事ならクラスの子見返すくらいに。


「明日までに俺がなんか方法調べておくから」

たまらなくなって言ってしまいました。

「ほんと!!?」

「うん。今日は頑張ったし肉まん買って帰ろ」

「やった!ガクは出来るお兄さんだと思ってた!」

…口の丁寧さがとれてきてますとアンナさん。

だんだんため口になる事が増えます。


今では敬語なんて一切ないです。


てな訳で近所のコンビニで肉まんを買い
2人で食べました。

いつも会う店員さんにアンナと僕の顔二度見されました。

半ニートが小学生連れるなんて普通見ないですよね…怪しいですよね…。


アンナはコンビニの肉まんは初めてらしく
喜んでいました。

育ちがいいのだろうなーと思ったら

お父さんがなかなかの企業のなかなかの役職の方でした。

いい環境でいい食べ物を食べているんだろうな…


「明日も来るよ!」

アンナと解散し

その日は「大縄跳び」ググりにググりました。


土日はアンナが来ないので静かです。

平日放課後にしか来ないので。

いつも通りブレイクタイムを取っていると

近所の高校生に

「今日はお守りしないんすねー」

と言われてしまいました。


たまに話すアパートの上の階の奴なのですが

コミュ力が僕の数倍あり

人望厚い先輩を思い出して

つい

「中岡さん」

と苗字+さん

で呼んでしまいます。

※相手は4歳年下です


「"さん"いらないからタバコくださいよ~」

恐ろしい奴です。

僕ならまず話しかけられないですよ。

高校生からしたら4歳って結構大きい差だと思うのですが。


とりあえずマセガキと呼んであげました。

「ガクさんなら押せばくれそうだと思ったのに」

あげないですから。

「中岡さん(母)に言いつけとこー」

「かーちゃんはやめてくれ!」

家の中に引っ込んで行きました。



彼は健太郎くん17歳です。