事実 vs. 感情 | 再生学舎 教育工房

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塾生親子はもちろん、当校と僅かでも接点のある人はこのブログにアクセスしないで下さい。16.02.22.22.47

今朝も東野篤子筑波大学教授を中傷した罪で茨城県警の警部が逮捕されたニュースがワイドショーで取り上げられています。

警部が逮捕されたのは事実。

「犯罪の事実」があるから報道されました。

もしも誤認逮捕ならば警察の謝罪会見について報道があるでしょう。

しかし、彼がネット上に書き込んだ「見た目からしてバケモノ」は彼の主観に過ぎず、事実ではありません。

単なる彼の感情です。

換言すれば単なる好き嫌いです。

嫌いならばわざわざ中傷するためにエネルギーを使ってネット上に書き込むなんて愚かです。

何ら関係のない人たちの書き込みによって傷ついたりゅうちぇるさんが自ら命を絶ったのは記憶に新しい事件です。

その数年前にはテレビ番組に出ていた木村花さんが同じくネット上での書き込みに耐えられずに自殺しています。

人間ならば誰でも好き嫌いはあります。

私も嫌いなタレントはいます。

ですが、そのタレントについてわざわざネット上に根拠のない悪口を書き込むなんてしません。

そもそもそのエネルギーがもったいないですよ。

私はそのタレントがテレビに映っていたらただ単にチャンネルを変えます。

池袋の交通事故で妻子を失った松永拓也さんを根拠のない中傷を繰り返したために複数の者が逮捕されています。

彼らは松永さんに直接的にも間接的にも何ら関係がありません。

逮捕は事実。

しかし、犯人たちが書き込んだことは彼らの単なる主観。

逮捕された者は犯罪者ですから社会の敵。

しかも犯罪者の再犯率は2人に1人。

この数値は怖いですよ。

だから、新たな被害者を生まないために犯罪の事実は記録しておかなければなりません。

逮捕された者に関してはみんなが氏名などの情報を共有しておく必要があります。