エージェントLINE。。。

 
 
「署名活動がどれほど行政を動かすものなのかをネット上で調べたら、興味深いブログを発見しました。以前私が役所で声をかけた藤田議員なんですが、その藤田議員が議会で「署名」について質問した際のブログ記事です。藤田議員は、『市民から寄せられた疑問を役所に問いかけた』とあります。
(※藤田議員については第130話参照)
 
その質問内容は、
「ある保育園で配られた
『署名で実現した私達の願い』と称した実績について、『署名活動によって本当に実現したことなんですか?』という素朴な疑問だったらしいです。で、その『署名で実現した内容』とは

○公立保育園の休日保育・一時預かり保育実施 
○幼稚園・小・中学校にエアコン設置
○学童保育の全教室エアコン設置
○学童保育時間延長、土曜日保育実施
○市独自予算で小中学校に読書活動支援を継続配置
○市民病院の小児救急、日曜・祝日の昼間診療継続配置
○こども医療助成制度の拡充
○小・中学校の耐震補強工事の実現


以上の実現について、署名によって実現されたものなんですか?という質問に対し、市は、『全ての事業は市が必要と判断したことで、署名がなくても実施していた。』と返答し、署名活動は全く関係ないという答弁であったということです。
 
つまり、「署名って有効なんですか? 署名でいろんなことが実現するものなのか?」という藤田議員の質問に対して市は、「必要なことは役所で判断して提案しているので、署名は関係ないです。」との返答です。 
 
同様に、今回、かがやき学級で共民党議員が関わった『有志署名』が、役所の「動機」に働きかけたでしょうか?
有志署名内容は改めて、下記の通りです。
①保育の質を下げない
②仕様書に父母の要望を反映させる
③父母会を存続させる
④選定委員に保護者を入れる
⑤有資格者1クラスに1人、プラス欠員補充1人配置
 
私が役所の担当であれば、
①「下げないようにがんばっていますし、下げないように保護者も協力してください。」
②「可能な限り反映しております。」
③「父母会の存続は市役所とは全く関係ありません。」
④「既に入れております。」
⑤「既に段取りしております。」

と反対に文句言いたいくらいです。まあ話が通じない人種に何言っても無駄なのでいっそ同じように署名しようかな(笑)。

市議会議員であれば知っていて当然の内容なので、何故上記のような要望項目の署名活動に関わったのかは謎です。活動ありきの署名活動としか言いようがないように思えます。
 
そんなんだから。。。。どれだけ集めようが。。。保管されるだけの署名用紙になるんでしょうね。。。。」
 
 
(続く)