民間委託についての市役所説明会、そして説明会後の父母会会合も終わり、懸念していた宿泊父母会キャンプも和気藹々と終了。

 

9月に矢継ぎ早にあった学童イベントを経て、次の第二回市役所説明会(おそらく翌10月予定)に備えて、保護者からの要望や意見などを取りまとめることに。

 

ただ。。。。10月初旬から二週間ほど出張で日本を離れ渡米することになっており、保護者からの要望や意見集約は、父母会役員の宮田さんにお願いすることに。そしてこの宮田さんがとても優秀の方で助かった。

 

さて、説明会後の父母会が終わってから次の説明会までの間、父母会役員LINEでは、ボヤキやら愚痴やらでいろんな言葉が飛び交うことに。

 

「先日の父母会で、事前に配っていた議事録と資料を読んでない人が多いのにヒソカに腹立ってて(笑)」(宮田さん)

 

「大半の保護者はそんなもんですよ。次回の父母会では宮田さんが激怒していたって報告しておきますので許してください(笑)。」

 

「ほんとそうですよね〜。私は田村会長が父母会で、嫌そうな顔してくれたので救われました(笑)」(宮田さん)

 

スタンプを交えてのLINEのやりとりでほっこりしていたんですが、
 

同じく民間委託候補になった他学級では署名活動が行われていることになったそうな。。。

 

「お疲れ様です。昨夜 毎年恒例の署名用紙学協連から渡されたのですが、その中にうちの学級と同じく民間委託が検討されている「水都東」が署名活動をするそうで、その署名用紙も含まれています。目を通していただき、署名を集めるのに協力するか、あるいは必要無いと考えるか、ご意見下さい。宜しくお願いします。」

 

学協連担当役員の芹沢さんが役員LINEに投稿。

 

「他学級での署名活動ですよね。私は必要ないと思いますよー。」(私)

 

「昨年に続いて今年も民間委託の対象になった あの水都東ですね。」(若田さん)

 

他の学級が署名活動を行うっていう情報は保護者に伝えるべきかと。」(反対役員の原さん)

※左翼系人物の発言等の文字色は赤にしています。

 

そして、芹沢さんが、他校で配布しているという署名用紙を、役員LINEに投稿。。。。

その署名内容をざっと読み終えて。。。私、田村にスイッチが入ったみたいでした。

 

「水都東の署名用紙、ざっと目を通しましたが、権利ばかり主張して何の協力もしないの? 学童運営に協力させてくださいっていう文言が一つもないですよね。どこぞのパッパラパーな学級のパッパラパーな保護者と同じですよ(坂戸学級のことね)。保護者がそんな態度だから民間委託そのものが失敗するわけだ。 業者が悪いんじゃなくて自分達が悪いのに。どこぞの学協連に訳のわからない影響されてるんじゃないかな。実際こっちは昨年の市役所懇談会から腹たってるんですよ。こんなしょうもない署名を推奨している学協連であれば、やはり脱退することを検討しますよ。」

 
「反対派、賛成派おられるのは当然と思いますが、何が将来の子供の為になるかは誰も解らないのだと思います。役所も指導員不足の環境改善を真摯に考えていて、その解決方法として経済的にはこの方法(民間委託)しかないと考えていると理解できますので、既にメリット/デメリットの2者選択の段階ではなくなっているんだろうなと思いました。役員としての私らがすべきなのはこの先の子供のために如何に私らの感覚的でない評価を市に伝えてあげるかだと思うのです。もちろん、ある団体の意見とか一部の親のための学童じゃいけないと思います。」重森さん

 

「田村さん、ヒートアップですね!(笑)」(若田さん)

 

「親として自分の頭で考えて、自信持って行動して、そして自分自身の質をあげればなんてことないと思いますよ。「保育の質の低下」って水都東の署名では訴えてますが、親である自分自身の質をあげればいいじゃないか。しょうもない影響受けてるんじゃねえよ。本当に言いたいことや伝えたいことがあれば、しょうもないくだらない署名活動なんかせず、直接市役所に行って話してこいよ、って思っておりま〜す。」


「そんなこともわからずに、しょうもない活動したってたいした結果しか生まないよ。もっと現実を見据えて、きちんと市役所と交渉してより良い条件を引き出せばいいじゃない。指導員の質は絶対に低下するかもしれないけど、幸い設備面は整備してくれるって役所は言ってるんだから。あとは親である自分自身の質をあげたらいいだけじゃない。いたずらに不安になって、ネガテイブな影響を子供達に与えてほしくないわ。 クソバカ学協連とアホ学級って、水都東に言っておいて。」

 

「何があっても大丈夫、ちゃんと守ってやるからな」って言う親としての資質を向上すればいいじゃねえか。てめえの質のなさを、指導員の質や役所の方針のせいにしてるんじゃねえよ。どんだけ国と市に助けてもらってるかわかれ。学童保育における児童一人当たりの国庫と自治体の支出額がどれだけかかってるのか、育児手当がどのくらい出てるのか、小児医療制度のおかげでどのくらい助かってるのか、小中学校の学費がどの程度なのか、国と市をあげてどんだけやってくれてるのか。働く親、働かざるを得ない親のための子供のためにめちゃくちゃやってくれてるじゃねえか。まずは深く感謝しろ。そして不足してるところは補って協力してやれ。いっぱい納税してやれ。 って水都東に言っておいて〜。」
 
「いや、、もうそれ言っちゃいましょうよ(笑)」(若田さん)
 
「いやースッキリしたなあ。これ一斉メールで流します?」
 
「つっぱしってください(笑)」(若田さん)
 
「もう走ってますよ。ってことで訳のわからない影響しか与えない学協連は脱退する方向で検討しましょうよ。」
 
「毎月1万弱で子供の面倒見てもらう、これ程のサービス受けられていることと、それは相当にどこかにしわ寄せが発生してること(完全民間の学童保育なら月5万程度から)も考えて判断して良いんじゃないかと思いますね。重森さん
 
「会長はすっきりしただろうけど(笑)。他の役員さんにも、水都東の署名について協力するかどうかご意見お待ちします。」(学協連担当役員の芹沢さん
 
「署名に参加してもらうというよりも、他校ではこういうことをしてるってことくらいは伝えるのはいいと思いますよ。」(若田さん)
 
「学協連会議の報告の中で、水都東がこういった署名活動をしています…と保護者に伝えた方が良いと思います。考え方は色々あるにせよ、署名をするかしないかは各保護者にお任せしてはどうですか。ただ、集まった署名用紙の取りまとめをどのようにするのかは、指導員の先生と相談になると思いますが…。誰かが持って行くのか…学級に集まった署名用紙を先生が持って行くのか…。」(反対役員の原さん)
 
「そんなに他学級の署名活動したかったら各自が自由に記述して放課後育成課に直接訴えかけたらいいのでは。しかも他学級の署名用紙の取りまとめを指導員の方々にしてもらうって、他人任せじゃないですか。しかもなぜ学協連に持って行ってもらうの? それも他人任せじゃないかな。まあやめときましょう。」
 
「いやー、クソバカとパッパラパーって久しぶりに聞いたなぁ〜(笑)。次回の父母会って、確か私が激怒するんじゃなかったでしたっけ?『ちゃんと資料は読みやがったか、アンポンタン!』って(笑) 。個人的な意見としては、学童全体の話ではなく、ある一つの学級が行う署名活動に、うちの学級が参加するのは違和感を感じます…。もちろん個人の判断で署名するのは自由ですが。とは言え、学協連会議で出た内容をまったく保護者に伝えないのは抵抗あるのも分かる気がします。『前回の会議ではこんなん出ましたー』って父母会で発表してもらうのは問題ないんじゃないでしょうか?ただ、資料も読まずに(←しつこい?)不安を感じて後ろ向きに捉えている保護者の不安をさらに助長させないよう『我がかがやき学級では、保護者の要望と質問をしっかり市に伝えて、仕様書を改善してもらうように働きかけてますんで』ってドーンと会長が言ってくれたら。後は、会長が暴言を吐いても副会長の鈴本さんが、放送禁止用語を規制する「ピー」って音声を準備しておいて、「パッパラ(ピー!)」とか「ク(ピーーーー!)カ」ってなふうに被せてくれたら最高です。」宮田さん
宮田さん
 
「確かに、役員が取りまとめた資料に目を通さず自分の意見を言うだけ言って丸投げ状態に腹がたってます。私自身、民間委託は反対ではないです。民間委託になって、保育の質が下がるのも初めは仕方ないと思っています。それは、委託業者も初めてだろうし手探りの状態だし仕方ない事だと思っています。手探り状態の時に保護者と協力しあって向上していったらいいのではと思います。次の父母会でも、ほとんど資料も読まずにマイナス発言ばかりいう保護者がいると思われますが。。。私としてはマイナス発言を聞くのではなく、民間委託になったらこういうイベントしましょーとか委託業者と保護者と学童の子供達の絆や信頼関係を深めるような行事ごとの提案などが聞きたいです。あまり学童内部を知らない私が意見を言ってすみません。でも正直、民間委託に決まりましたってなったほうがこれからどうしたいかのプラス意見が増えるような気がします。」(副会長吉田さん
 
「〝他人任せ〟というわけではなく、各自が集めた署名を一旦父母会として学協連に持って行く必要はあるのかなぁと思っただけです。署名した人が直接水都東に届けるのか…それとも1つにまとめて水都東に渡した方が良いのかが、保護者の方はわからないと思ったので…。」(反対役員の原さん)
 
「誤解されないように言いますが、保護者の皆さんは大好きですよ。他学級のしょーもない影響を受けたしょーもない保護者をバカ呼ばわりしたまでです(笑)。それに、何故どこぞの他学級の署名に協力なんかしないといけないのかな。うちはうちで独自で考えて行動するし、私は私の良心のもとで動きますよ。それに言いたいことあったら直接役所の担当課に言って喧嘩しましょうよ。それだったら一緒に行きますよ。」
 
「会長がだいぶ頭にきてるみたいで、オロオロヽ(д`ヽ)してます…酒いりますか??(笑)」(副会長吉田さん
 
「うちの保護者は大好きですよ。会議前に文章読んでこなくても怒らないし、大半の方はそうだと思うし、面倒だからね。だからこそ、信頼して安心して任せてもらえるように我々がなったらいいだけだよ。」
 
「役員で🍺飲み会しましょか(笑)LINEでは語弊があるでしょ(笑)会長企画して下さい!」
(副会長吉田さん
 
「まあいつでも呼んでください。」
 
「いや、企画、会長!」宮田さん
 
「企画して!会長!」(副会長吉田さん
 
「こんばんわ「ピー」担当の鈴本です。しかし田村さんの意外な一面みえちゃいましたね。 まさかこんな展開になってビックリしました!私は今回の他校の署名の件を聞いて、内容は宮田さんと吉田さんと同じ気持ちです。ただし、保護者の代表として学協連会議に出席しているのに知り得た内容を保護者に伝えないのはおかしいのではと思います。みなさんにお伝えた上で、市に対して他の学級と同じアプローチではなく、うちとしてどうアプローチするのか?を慎重に前向きに検討すべきだと思います。これだけ色々と学級のことを考えられている機会を有効に使えるようにしたいですね。とにもかくにも 飲み会🍻やっちゃいましょー♪呑んで話せばだいたいのことは決まるし、仲も深まる!良いことだらけー♪焼き鳥&ビール最強でしょー」(副会長鈴本さん
 
「たしかに他の学級の事案でうちの学級が振り回されるのも保護者として本意ではないよねー。誰にとっても良い策を見つけれるといいですね。」(副会長鈴本さん
 
「では🍻企画お願いします」(副会長吉田さん
 
「ではいつがいいのでしょうか?(笑)」

 

「会長が集合かければいつでも参加しますよ!ね!」(副会長吉田さん

 

「なるべく皆さんが来れる日で!ね!」宮田さん

 

「宮田さん、鈴本さん、ありがとうございます。お二人の文面で気持ちが軽くなりました。そもそも他校の署名について意見を求めた私が悪かったんじゃないかと少々落ち込んでました😅。本当、救われました。ありがとうございます。皆さんも真剣にいろいろ考えて下さってありがとうございます。初めてのケースで正直、私も戸惑いました…どうしたら良いものかと。いろいろ考え、結果的に意見を求める形になった訳ですが…。今回このLINEで話したような事を、あらためて保護者会内でも遠慮なく言ってみたらどうでしょう?新たな事に気づかされたり、そういう考えもあるのかと思ってもらえるかもしれないし、それこそ議事録やHPなど見ていなかった事を反省する保護者も出てくるかもしれません。そういう私も全てに目を通し把握している訳ではありませんが💦。また報告書が上がってきたらここでお知らせしますね。」学協連担当役員の芹沢さん

 

 

何でもかんでも行政に反対一辺倒の学協連に対して、父母会役員間でも少しづつ違和感を感じ、そして学協連に影響を受ける反対派保護者については「うわー」と引くようになった。そんなふうに皆んなが感じてくれてよかったなあと思いながら。。。父母会役員の中で学協連所属の他学級指導員二人が静かになっているのが少し気になっていた。。。

 

 

第035話へ続く
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