【トロピカル南印度料理】手羽手羽ビンダルーほか | 楽団長のレトルトカレー図鑑

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図説:レトルトカレー古今東西。

 

左下から時計回りに、

  • カボチャのレモンシナモン風味。カボチャにはシナモンも合う。爽やかな酸味とシナモン風味が心地好い。
  • スリランカ式大根カレー。濃いココナッツミルクで仕上げるのがトロピカル。モルディブフィッシュと云う魚の乾燥調味料を使うのは南印度にはない特徴で、日本では鰹節で代用。トロピカルなのに親近感の感じられる味わいと、シュワっとした食感の大根棒切りが好い。
  • クートゥと云う南印度式ポタージュ状カレー。挽き割り豆のとじゃが芋、キャベツ千切りをポタージュ状になるまで煮込むが、今回は日本の打ち豆を粗く粉砕し、市販のサラダ用キャベツ千切りの余りを使用。色々レシピはあるが、渡辺玲先生の方式でただ煮込んで、青唐辛子とクミンとココナッツのマサラで仕上げるやり方が簡単でシンプルな味わいで好み。豆や野菜の香りとココナッツの風味が、優しいトロピカルといった感じでほっこり美味しいです。
  • 本日の主賓、手羽手羽ビンダルー。本来はポークビンダルーと云う、印度はゴア地方の酸っぱ辛い名物料理。ポルトガル主領の影響でキリシタンが多く、インドでは珍しく豚肉料理。面白い作り方も正に折衷クレオール料理。酢と白ワインとスパイスで豚肉を煮込むのだが、ヘルシーに鶏肉で。手羽先手羽元を使ったが、鶏肉でもやっぱり旨い。
  • 主食はインドの豆せんべい(笑)。付け合わせで玉ねぎのインド式簡単浅漬け。
  • 外の器はインド式ヨーグルトサラダ:ライタ。

南印度料理で主食は細長いインディカ米と行きたいところだが、全て酒の肴で(笑)。おかずだけでもう、満腹満足御満悦。