カレーの壺.とろっとナスの「ポークカレー」中辛(スリランカ原産/第3世界ショップ/2018) | 楽団長のレトルトカレー図鑑

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図説:レトルトカレー古今東西。


 

【製品情報】
スリランカ原産×株式会社プレス・オールターナティブ第3世界ショップ、180g、¥390-@都内スーパークイーンズ伊勢丹2018/01、2018/11期限。

 

【解 説】2018/01/29

 


サラッとダダっと、レトルトパウチからカレーが滑り落ちる様は、やっぱり快感。南アジア~東南アジアカレーの醍醐味の一つだな。(笑)

 

ジャケに「とろとろのナスと、」云々とあるが、ナスとカレーリーフの見分けが中々つかないのもかなりのポイントだ。

色が完全に同化しており、ナスのサイズもカレーリーフ大…カレーリーフが此れだけふんだんに入っているレトルトも、そう無いだろう。

 

 

先ずは驚いた事に、ほんのりと酸味が来る。此れには意表を突かれた。

トマト系のコク旨味の有るタイプではないのでなんだろな、と思いきや、裏ジャケクレジットには何と「醸造酢」とある。なるほど、南インドのポークビンダルーと同様の手法なのかな。

 

ナスは仰る通り、トロットロで旨いのだが、グレイビーに溶けて馴染み過ぎているのか、食感として感じられる快感があまりにも少な過ぎて、カレーリーフのややガサッとした感触ばかりなのであります(T_T)。

豚より茄子だろー。もっとナスを入れて下さい、とリクエスト致します(笑)。

 

豚肉は軟らかく、何故か鶏肉にも似た食感。酢効果?

 

 

兎に角、シャバシャバソースが心地好く、茄子をもっと入れてお呉れ!な、美味しいエキゾチックカレー。


姉妹品のチキンはココナッツ風味とカレーリーフの香り、マスタードシードの粒粒が目立っていたが、こちらは個性的な酸味がかなりの特徴。

個人的にはチキンに軍配だが、それでも、こちらも十分美味しく頂いた。

二種レトルトを完全に作り分けて、全くキャラクターを変えた味わいがそれぞれ楽しめる。


美味さ★★☆、具材的旨さ★★★、
香り風味★☆☆、旨味★☆☆、コク★☆☆、甘味☆☆☆、辛味☆☆☆、酸味★★☆、苦味☆☆☆。
内容インパクト★★☆、ジャケインパクト★★☆、
価格的高級度390-☆☆☆、対価格満足度★★★、オススメ度★★☆。

 


姉妹品。

カレーの壺.ピリッとスパイス「チキンカレー」辛口(スリランカ原産/第3世界ショップ/2018)