ガクエムです。

 

 去年のツアーの間で面白かった思い出の一つにヒッチハイカーとの出会いがあります。東京へ戻る東名高速道路、足柄パーキングにて一人の青年と出会いました。名前はTAKA君。寒くなり始めた11月の夜。ラウンジで一人、行先”東京”と書かれたボードを持ってコーヒーも飲まずにたたずんでいた。その感じがなんだかすごく”青春”してたので思わず声をかけた。彼はにこにこ笑ってついて来て、そして僕らの車に乗り込んだ。

 彼との時間はずっとメンバー4人で旅していた僕らにある種刺激を与えてくれた。25才という僕らにとっては随分と若い年齢もそうだけれど、それ以上に、

 『ヒッチハイクで旅をする』

 というそのガッツに感動した。話は盛り上がり、彼を東京で降ろした後も、僕らはなんかだ熱を持って話し続けていたっけ。多分その年齢の頃の自分たちのことを思い出していたんだと思う。何者でもなかった自分の過去の姿。やりたいこと。認められない葛藤。少ない睡眠時間でも問題ない有り余る体力と少ない所持金。友達。彼女。理想。下心。承認欲求。当時の気持ちが押し寄せる大波のごとく僕らの胸にフラッシュバックした。

 ヒッチハイカーTAKA君との出会いは僕らにとってとても意味のある瞬間だったと思う。TAKA君、僕らと出会ってくれてありがとう。

その模様を撮影した動画はのちにアルバムツアーのDVDとなり、僕らの作品を彩ってくれています。

 

 是非ともご確認ください。

 ハタチノート

 

 

 

 

TAKA君とのエピソード部分をYouTubeにアップいたしました。

 

 

 

 

そしてそのTAKA君がその時の動画をアップしております。

 

 

 

 

旅は一期一会。

まちがいないね。