ご無沙汰してました。ガクエムです。

五日ほど東北へ。

いろいろとまわり、最終的には仙台石巻へ行ってました。

自分に出来ることは何なのか?!

出来ることがあるのなら、それをする。

とにかく動いて見る。

今までだってそうして来たし。

まだ早い、とか、素人が行ってどうする、とか、危ないから迷惑だ、とか、ガソリンどうする、とか。

いろいろとあるでしょう。

でもね、いても立ってもいられなかった。

ap bank fund for Japan が本格的に被災地支援の活動を始めようとしています。

その先発隊のメンバーの一員として挙手。

現地へ行ってきました。

物資を送り届け、チームが作ったカレーの炊き出しを手伝ってきました。

仙台石巻はニュースで見たそのままの光景が広がっていました。

テレビの画面で見た映像は一画面ではなく、360度広がり渡り、臭いを伴い、圧倒的な光景で僕らを待ち構えていました。

瓦礫の山、ひっくり返ったままの車。道路を塞ぐ漁船、倒れた信号等。

映画のセットであったのなら、どれくらい気が休まったことでしょう。

そこに広がる景色に言葉も無く、自分達の圧倒的な無力を感じました。

人々はしかし、たくましく生きてます。

家を無くし、場合によっては家族や仲間を失い、職を失い、でも必死に生きてます。

声をかけ合い、力を合わせ、人々はこの危機を乗り越えようとしています。

涙が止まりませんでした。

本当に止まりませんでした。

音楽で世の中を救いたい。

ラップで世界をプラスな方向に持ってゆきたい。

そんなことが出来たら良いなあ、と思いながら音楽をやってはきたけれど、そんな悠長な余裕は現地にはありません。

生きること。生き抜くこと。

食を確保すること。ライフラインを復旧させること。寝床を復活させること。

家族を守ること。

人々は必死でした。

今一度、自分に何ができるのか、考えようと思います。



GAKU-MCオフィシャルブログ「ガク問のススメ」powered by Ameba-石巻の夕日


仙台石巻、ボランティアセンターで見た夕日。





誰にだって出来ることは必ずある。