2勝1敗( ˊ• ·̭ •̥ )黒田の最後は、やはり黒田だった! | カープの優勝は、神頼みなんてしないぞ!

カープの優勝は、神頼みなんてしないぞ!

カープの日本一を願い、神社巡りを---

いや、神ってるや、神頼みじゃなく、実力で日本一になってくれ!

今年は、癒し系ブログを、目指します(笑)

おそらく、黒田のラスト登板になるだろう。

日本シリーズの舞台を、最後の舞台に選べる選手なんて、ホントにほんの一握り。


まさに、全てを出し尽くしたマウンドだった。

この日のために、今できる最善の準備をしてマウンドに上がったことは、その投球で見てとれた。

そして、肩が壊れるまで、投げるつもりだったんだろう。

「腕がちぎれても、抑える」

という気持ちの乗った、最後の一球だった。

その相手が、大谷というのも、黒田の最後に相応しい相手だ。

まるで、昭和のスポ根マンガだ。


最後まで、見届けたぞ!

黒田は、最後の最後まで、黒田博樹だった。

カープのエース、黒田だった!


ありがとう。


黒田が居なければ、この日本シリーズは無かった。

今年の強いカープは、見ることは無かっただろう。


マンガであれば、1点リードを死守して、カープが勝ち切るはずだったが、現実とは、かくも厳しいものなのか。


大谷敬遠の後に、中田翔のタイムリー


あ、レフト松山のままやん


結果論にはなってしまうが、赤松であればどうだったか?

松山も必死に突っ込んだが、あそこはやはり冷静に処理してもらいたかった。

1点を護るか、9回に追加点を奪いにいくのか?

1点は取られても、2点はやれない場面。

大谷を歩かせて中田翔と勝負するのなら、松山に打順が回るとはいえ、レフトには赤松を使うべきであった。


この日本シリーズ、初めてカープが後手を踏んだと感じた場面だった。


そして、サヨナラに繋がっていく。

大谷勝負か、中田勝負か?


究極の選択を迫られる事になった。


サヨナラのランナーが二塁にいるのに、なぜか外野は前に出てこない。

この作戦の意図は?

内野の間を抜かれるヒットよりも、外野に大きいのを打たれるという事だったのか?


ベンチの采配が後手に回り、中途半端な勝負で、負けてしまった。


しかし、まだ、明日からも勝負は続く。

一つ負けただけのこと。

あと二つ負けても、あと二つ勝てば良い。

黒田のラスト登板で負けてしまったことは取り返せ無いが、まだ、黒田を胴上げするチャンスは大いに残ってる。


カープが明日やるべき事は、単純だ。


シーズンを通じて、やってきた事をやる。

投手を中心に守り勝つ野球。


今日の負けは、ジャクソンが打たれたり、大地が打たれた事よりも、序盤に有原を攻略しきれなかった事につきる。

チャンスは、十分にあった。


あとは、四球の怖さだ。

中田のタイムリーも、大谷のタイムリーも、四球のランナーを返してしまったに過ぎない。

統計的には、四球で出したランナーよりも、ヒットで出したランナーの方が、ホームに帰ってくる確率が高いらしい。

ただ、統計では測りきれないものが、ゲームの終盤にはあるという事。

日本シリーズのような大きな試合、競った終盤の四球は、エラーにも等しい。


第4戦は岡田。

あと二つ負けても、マツダに帰って来られるんだ。勝ち負けの結果の前に、試合をつくってくれれば良い。

そう、今夜の黒田のように!


最後に、黒田へ。

まだ、お疲れ様は言わないぞ!

第7戦までもつれたなら、黒田の出番もあるかもしれん!

可能性は少なくとも、日本シリーズが終わる時までは、選手として、全力を尽くして欲しい。


もう一つ。

松山、バットで取り返すしかないぞ!