学校では、毎年数回、避難訓練を実施しています。


多くの学校では、「火災」、「地震」、「不審者の侵入」を想定して、


年3回程度は実施していると思います。



今回のような地震でも、


おそらく子どもたちは練習通り、きちんと実践したことでしょう。



このように整然と避難できるのは、


日本だけではないでしょうか?




でも、一時、私の学校や保護者の中でこんな議論がありました。


学校に不審者が入って、殺傷する事件が続いた頃です。



議論の内容は、


「予定通りの避難訓練は意味はない」、


「子どもたちには知らせずに、不審者が突然来たという形でやる」


というものでした。



私は、当時はすごく反対しましたが、聞いてもらえませんでした。


「突然、不審者が現れたら、子どもはどんなに怖がるだろう」


訓練よりもそっちの方が気になりました。



実際、私の担任していた2年生は、泣く子どももいました。


でも学校では、「訓練は成功した」と言う話になっていました。



私は、いまだに思うのですが、


「避難訓練は、分かっていても逃げ方を学ぶのだから、問題ない」と。



なんだか、愚痴っぽくなりましたが、最近思うことです。