一年生を担任したときの話。

初めての水泳授業があった。

水着に着替えていたら、パンツの上から水着をはく子供。

女の子は水着の後ろと前を間違えるこどもなど、

たくさんいて、大忙しだった。


そしたら、男の子が

「水着がありません。」

という。


またまた、机の周りやランドセル、体育袋などなど、

探せるところを全部探しても無い。

「いじめじゃないよなあ。」

不安がよぎる。




で、彼をもう一度よくみたら、

ズボンから、白いひもが2本出ている。


そしたら、後ろの席の男の子が、

「先生、○○くん、水着はいています。」

どうやら、家からはいてきたらしい。

彼は水着が見つかって大喜びだった。