我が家の長男は自閉症スペクトラム症で、強い『こだわり』を持っています
以前、ブログで紹介した我が家の「オムツ事件」もその一例ですが、他のその場面でもその特性がでます。
それは、家族で車で出かけた時に出ます。
妻の仕事が休みの日に、その時にしか出来ないこと、申請書の提出であったり買い物であったりと色々な事をします。
長男は、公園の砂場やローラー滑り台で遊んだり買い物が好きで、急に行きたがる時が多々あります。
長男の場合、その場所に『こだわり』があります。
例えば、公園です。
思いついたかのように急に、
「トンネルを通る公園に行きたい。」
と言い出します。
ちなみに、その公園は私の住んでるとこから車で2時間ぐらいかかる場所で行く途中でトンネルを抜けて行かなくてはなりません
私と妻は、「ええーっ」となります。
断ったり、代わりに近くの公園にってできればいいのですが、長男には「不安症」もあり、断られたり拒絶されることでも人一倍不安を感じます。
長男のメンタルが落ち着いてる時は、言い聞かせることもできるのですが、疲れてるときやストレスが溜まってる時ほどこちらの指示は入りません。
車で寝たいから、あえて遠くの場所を言ってくる時もあります
長男にとったら、寝れて遊べて一石二鳥ですから(笑)
どうしようか毎回悩む私と妻。
大事な用事がある時以外は、大体は行ってあげます。
行き先を変えるように促したりもするのですが、あまり効果はありません。
仮に行ったとしても「じゃあ、次はトンネルを通る公園に行こう。」と、結局行くことになります。
行きたいところに行けば、たとえ入れなくても長男は納得して満足します。
この特定の場所に行くことを譲らないのが、長男の『こだわり』の強さです。
他にも、「ジョーシンに行きたい。」という時もありますが、これも場所指定します。
近くのジョーシンさんの時もあれば、車で1時間半ほどかかるジョーシンさんに行きたいという時もあります。
ミッキーの買い物カートに乗りたいから2つ隣の町のオークワさんに行きたいと言う時もあります
アスペルガーの私もそんなところがあるので、何とも言えないですが、、、親子ってやっぱり似るもんですね
初めの頃は、よく何軒も行きました。
今では、どこの店舗の店に行きたいか必ず聞くようにしてます。
頑固と言えば頑固ですが、芯を一本持ってるってことでしょうか。
長所も短所も表裏一体。
短所も裏を返せば長所になる。
親バカですかね(笑)
発達障害があるので将来どうなるかわかりませんが、無事に自立した時、どんな職に就くのか楽しみです
☆長男の発達障害の特性に関する記事はこちらに掲載しています。興味のある方は、ご覧ください。