自分はTOEICの点数を上げようと

たまに問題集を買ってやっているのだが

これまた久しぶりに、「高校英文法」の問題集を買い漁り

毎日やっているw

 

もちろん、TOEICで使用する文法は

高校英文法が基礎にはなっているけど、ダイレクトに

高校で習う語法や文法が出るわけじゃない。

だから、高校英文法の本を買ってやる必要は正直ないと思う。

本当に英語ができないという人はやっておくのを勧めるけど。

 

じゃあ、なぜ高校英文法をやり直しているのか?

 

 

それは・・・・2年前のある出来事が影響している。

 

 

高校1年とか2年の英文法の問題を見ると

 

「あ、やったことある」と思う。

 

でも・・・「忘れた」となる。「見たことがあるけどわからない。思い出せない」となる。

 

これは、とんでもなく辛い。

自分が必死になって覚えたことを忘れてしまっているのだ。

自分の一部であった知識が消えてしまっているのだ。

 

 

・・・2年前、救急車で運ばれた。

もちろん、疲労が原因だったんだけど

脳神経外科で精密検査となり、その際脳のMRIを撮った。

 

診察してくれた先生は、MRIのフィルムを見ながらこう言った。

 

 

「うん、脳が委縮していますね」

 

 

・・・もちろん、これは認知症になったからとかじゃなくて

年齢と共に脳が自然と死んでいっているということだった。

自然なことなので、そう身構えなくていいということだった。

 

脳が委縮している・・・?

 

自然なこと・・・?

 

だとしても、これから自分は今まで覚えたことや

これから覚えることを、少しずつ忘れていくってことなんじゃないのか?

思い出も、つらいことも、楽しかったことも。

 

どうしたらいいのだろう。

 

 

・・・・と何日か悩んだ。

 

 

「抗うしかないのかな」

 

 

そう思った。忘れたことを、思い出すしかない。

思い出して忘れないようにする。

忘れてしまったら、もう一度やってみる。

そうやって脳を鍛えるしかないんだろうなと。

 

このまま死に向かって、いろんなことを忘れて行って

何もできない人になるのは御免だ。

 

だから、高校英文法をやり直しているのだ。

別に他のものでもいいと思う。でも、TOEICの点数上げもあるから

これをやるのが一番だと思った。

 

 

老化。。。誰しも通る道だ。

自分も例外じゃない。

 

闘わないと。自分の連れ去る運命から。

 

そう思いながら、今日も英文法書を開く自分であった。