マイケル・ムーアの「資本主義」、見ました。世の中わからないことだらけ。
特にアメリカの今、の異常感にはすさまじいものがありそうです。
航空会社のパイロットの年俸がマクドナルドの店長の年俸より安い、
そんな状態があたりまえでしょうか。
上空3000フィートで命を任せられている機長さんが年俸180万円なんて
ありえますか・・・。
これが資本主義をつきつめた結果の成れの果てなのでしょうかねぇ。
CEOや多くの役員が並外れた馬鹿高い年俸やボーナスを受け取る一方
一般社員が数万人もリストラに会っている・・・ここまでアホなケースは
さすがに日本ではなかなかお目にかかれません。でもあの社会を手本
にして突き進んでいくとしたら、全くの絵空事ではありません。
1%のごくごく一部の超富裕層が国中の95%の財産を保有する形態が
あたりまえなわけはありません。すべての人がすべての面で公平な
社会が正しい、とは絶対に思いません。努力した者としない者が全く
同じ扱いを受けることには私も反対です。
その意味で社会主義の実現には毛頭、協調するつもりはありません
が、私たちが今まで、当然のように受け入れてきた資本主義の行き着く
先がこんなに未来のないものとは思いませんでした。
日本にだって不条理はいくつもあります。年金年齢まで一生懸命
働き、義務を果たしてきた人たちが、一部の何もしないですっかり
怠け癖のついた生活保護受給者よりも受け取る金額が少ないのは
なぜ? 今の日本もどんどん正直者が損をする形態に進もうとしている
ように思えます。医療費が払えなくて、病院にも行けない高校生の
親がどうしていつもフラフラ遊んでるの?
言葉は悪いけど、人に施しを受ける、という状態に慣れ親しんだ人たち
だけのための社会保障制度になってはいけません。人間の尊厳という
ものを今一度、日本人は学ぶ、そんな時期が来ているのかもしれません。
鳥取県の全高校生の25%、実に4人に1人が授業料の減免をうけて
いるという現実をみんなで考えてみたいと思います。