大好きなエッセイスト
松浦弥太郎さん。
いつから、どの本を読んで好きになったのかは覚えていないけれど、大好きな作家さんです。
彼の文章は、優しいんです。
優しい中に、ああっ…と思わせる視点があります。
新刊
「エッセイストのように生きる」
本には、色々あります。
ロンドンとか京都とかの情報が知りたくてよむ本。
なんとなく気になって、流して読む本。
一語一句、噛み締めながら読む本。
弥太郎さんの本は、3つ目です。
気になった文章があると、付箋を付けます。
全部読んでからもう一度、付箋部分だけを読み返したり、時間が経って読み返した時に、なぜここに付箋をつけたんだろう?と考えてみたり。
何に気持ちが揺らいだのか? を、探りながら。
噛み締めながら読みます。
この本の中で、心に響いた言葉を少しだけ。
ていねいとは感謝すること。
感謝するとは、現実を受け入れること。
全肯定で生きる。
「どんな人間になりたいか」を問いつづける。
「自立」の第一歩は、自分を「知る」。
この本は、エッセイの書き方ではなく、生き方について書かれています。
ちょっと迷っている私に、新しい視点を教えてくれました。
弥太郎さんは本を読むさいに、なによりも興味があるのが、
「この人はなぜこれを書いたんだろう?」
という書き手の動機だそうです。
文章を書くのは、それなりに大変なことです。
ましてや一冊の本を書くのは、かなりの労力を使います。
それでも書かずにいられなかった「よほどの理由」があるはずで、それを探りながら読むのが読書の一番の楽しみだと書かれています。
4年前、急に本を書きたくなりました。
日々ブログでお伝えしていることや、トークショーで話していることを、いちどキチンとまとめて、読みやすくお伝えしたいと思いました。
確かに、大変でした。
それでもやり遂げられたのは、
歳を重ねるからこそ、おしゃれをして人生を楽しんで欲しいと、切に思ったからです。
老いる現実も受け止めて、その上でもっと楽しみましょう❗️
と。
さて、今の私は毎日を楽しんでいるでしょうか?
楽しいかどうかはさておき😅、感謝の日々です。