中国の方が、本国からの友達、男女2人を連れて来ました。
彼女は町内にセカンドハウスを持つ方で、日本と中国を行ったり来たりです。
「久しぶり!」
とか挨拶し合うと、一緒の男性が、テーブルの上のランプから目を離さない。
値段を聞くから、
「大きいから中国に持って帰るのは無理よ」
「大丈夫!
彼は力持ち」
「無理よ。大きい割れ物は、やめた方が良いわ」
必死にとめます。
梱包を考えると、国内でも売りたくない。
なかなかない、特大サイズなのです。
見つけた時、大きさにたじろぎながら、丸いテーブルの上に置いたら素敵では?と、閃きました。
中国の方と競り合い、結果的に予算の2倍ほどになっても降りずに、手に入たお品です。
私の狙いは成功して、奥のテーブルは華やぎ、お客様にも好評でした。
暫くはここに置きたい。
彼も置きたい場所があるのでしょう。
親指を立てて、しきりに「良い!」アビール。
「どうしても欲しい」
最後は根負けしました。
女性もランプに魅せられ、一つ決めた後に、別のランプの値段も聞いてきます。
「お願い、一つにして。
ランプは今人気で、欲しくてもなかなか手に入らないの。
うちが淋しくなる」
止めるのに必死です。
忙しい中、厳重に梱包しました。
でも、あの大きなランプの消えたテーブルの寂しさ。
喪失感で一杯。
もっときつく断るべきでした。
骨董は唯一無二だから愛しい。
売り惜しみはしないタイプだけど、今回は辛い。
半分以上備品のつもりで買ったしなあ。
明日から、ビッグサイトで「有明骨董ワールド」です。
忙しくて、頭が回らず、(本当に行けるだろうか?)と、自分でも半信半疑でした。
何とか新幹線に飛び乗り、東へと。
参加するからには、楽しんで来ます。
暑いのでお誘いは出来ませんが、来られたら、お声を掛けて下さい。
ところで、唯一私がした準備が、お台場のユナイテッドシネマで観る映画が無くならないよう、メジャー作品を観ずに残しておいた事。😆😅