列島を横断した線状降水帯。

京都も一時は凄い雨でした。

皆さんのところは大丈夫でしたか?


気候変動といい、動物との共存といい、異次元の領域ですね。

今までの通例では理解できません。

経験が役に立たないなんて、何の為に歳を重ねたのか?

高齢者は立つ瀬がない。😰


私の感じる怖い変化は、居住地への熊の出没です。

大きく獰猛な動物に出会ったら、どうすれば良い?😰😭😱


熊出没のニュースが続く中、昨日の市場に、大きな木彫りの熊が出ました。

名のある方の古いお品で大迫力。

どんどん高くなります。

例え置物でも、私は一目見ただけで心臓がバクバクなのに、買ってまで飾るか?と。😅😆

奇特な人がいるものです。


熊は熊で、自らの生存をかけた行動なのでしょう。

生態系が変わり、人間社会に近づかないと、生き残れないのかも?


骨董の世界もそうです。

今は経験値が役に立たない。

勘だけが頼りの、新米の私は助かるけど、ベテランは悔しいし辛いかも?


前の席のベテランが、激しい競りについて行けず、半泣き状態。

見兼ねた隣りの仲良しが、代わりにパドルを上げ続けたのは、よほどの事なのでしょう。

ちょっと辛くなりました。



私は買える時に買う主義。

そんな判断力が維持出来るよう、元気でいなくては。

人様に同情したけど、明日は我が身です。

元気だけが命綱ですね。


憧れの斎藤清の版画を手に入れました。



黒の色が独特で、まさに真っ黒。


限定100部の1981年作。


会津の冬は寒いはずなのに、何故か温かみのある雪。
斎藤の故郷への慕情でしょうか。
昭和10年のスケッチが、元になっているそうです。

この頃は、後ろの山の奥で、熊も冬眠してたのかなあ?
こんな景色の中なら、熊も凶暴には、ならなかった気がします。

早速掛けて、磨き仕事で疲れた頭が癒やされました。