時間が合えば「何でも鑑定団」を見ます。

解説も勉強になるし、話半分以下で聞く😆😅、鑑定額も気になる。

(おう、こうくるか!

又勘違いする人が増える。

責任をとってよ!)と突っ込む事も。😅


でもそれより何より、1番の目的は、テレビ越しでも真贋が分かるかどうかのチェック。

自分の目を確かめたくて。


超コアなお品を除き、骨董の分野なら、ほぼ100%当たる。

新米とはいえ、日々見ているので、真贋の勘は大丈夫なようです。

ただし、それも今のところの話。

邪心が出たら分からない。


やはり本物には力がある。

無心で対峙すると、迫ってくるものがあります。

だから、それを受け止め素直に行動すると、ほぼ失敗しない。

白沙村荘の妙さんも、同じ事を言っていました。


逆にお気の毒な位、偽物を掴む方もいますね。

焼き物や紙物で、得意満面で見せられる。

「ほら、本にも出てるやろ。

本来なら博物館に入ってる物や」


このケースは大抵が偽物。😭😰(←細工物は別です)

本に載るほどのお品だから、贋作が作られてるのは、当たり前の話。

有頂天でそこが分からない。

探し当てた自分は、幸運で特別な才能があると自負される。


稀には、ミュージアムショップで売られたレプリカを、時を経て、本物のつもりで買う方もいます。

ドヤ顔で持ち込まれたお品が、全てそうで、絶句した事も。😡😭😰


字が読めたり印が読めたりと、自分に自信があると、引っかかるケースが多い。

その物の内存する力を見ないで、コピーされた字を見て(本物!)と、思うようです。

クワバラクワバラ。


先ずは「無心に向き合う」が、骨董を見る基本ではないでしょうか。

1番に自分自身に言い聞かせねば。


少し前のこの番組で、ネットオークションで買った絵画が、ことごとく本物という方がいて、驚きました。

本人が言うように、本物にビビッと感じる力をお持ちなのでしょう。


ただし、これも邪心の無かった今までの話。

明日からは分かりません。


余談ですが、自分の苦手な分野なら、(なるほど)と、感心して見るけど、少し詳しい分野の解説は、??な事もあるので、この番組の解説はあくまで一般的な入門編。


後一歩踏み込んだ解釈こそが、大切なのでしょう。

そして番組では、その場で鑑定してるように見えるけど、事前に色々調べた挙げ句の出来レースなのは、当然の事。

ショーですから。


さて、今夜は何が出るだろう?

ボーッとテレビの前に座る時間、肩がほぐれて貴重です。


そんな時にフルーツ等を入れたい、古いギヤマン硝子の器。


トロンとしたこの色がたまりません。