薪能は失敗しました。

昨夕、早目に店を閉めて、平安神宮へ急ぎます。

気楽に当日券で入るつもりだった。

並んだ挙げ句「当日券は完売しました」の張り紙。😰😭


熱量が少なかったし、仕方ありません。


予想通り今日は時折りの雨。

野外から室内・ロームシアターに移行しそうです。

昨日、早く売り切れたのは、皆さんこれを恐れたのでしょう。

我が家も、屋外だからこそ観たいタイプ。


薪能の分、ポカンと時間があきました。

河原町に引き返し、ご飯を食べて映画を観よう。

気になってる「ライド・オン」をチョイスです。



これが大正解!

70歳を超え落ち目になったスタントマンを、ジャッキー・チェーンが茶目っ気たっぷりに演じます。


彼の相棒は、安楽死から救って育て上げた愛馬。

人馬一体となって、危険なアクションに挑む。

その愛馬を借金のカタに取られそうになり…。


迫力満点の過去のアクションシーンも挿入され、ファンはたまりません。


時代遅れの熱い行動は、周りから浮き気味。

でも今更生き方を変えれない。

手に汗握りながら、身につまされる。😅😆

変化の激しい今の世の中に、ついて行くのは大変だもの。


そんな父親を温かく見守る、娘役のリウ・ハオツンが素敵です。


無邪気な笑顔と知性、内側からの透明感が半端ない。

白い肌も精神も透き通るよう。

少女のピュアさが滲みでて、他の人種では見られない美しさ。

流石に楊貴妃の国だと、見惚れました。


これも又、中国の底力です。

最近のハリウッド映画の凋落ぶり。

邦画も今一つ。

俳優陣を含め、中国映画には世界を凌駕する勢いがあります。


経済だけでなく、文化も先頭を走る中国。

土台がある上に努力するんだもの、向かうところ敵なしですね。


ところで、6曲のこの小屏風は、何に使うのだろう?


少し前にご紹介した行列の小屏風と、一双になっています。


こちらは静謐な松と雀だけ。
ぐるりと張り巡らせて、真ん中はお庭の見立てでしょうか?






好奇心のままに不思議な小屏風を手に入れてしまった。



部屋に立てると、篝火ほどではないけれど、異次元が出現する。

屏風の不思議な力です。