今朝の京都は小雨でした。

チャンスだ😍💪👊、今日こそ行こう!

店の掃除を済ませると、再び施錠。

京セラ美術館の開館前に並んで、「キュビズム展 美の革命」です。


長い行列だったのに、ほとんどがジブリ展と、村上隆展の方々。

こちらはガラガラで😳、ゆっくり鑑賞出来ました。



マルク・シャガール。



アメデオ・モディリアーニ

側面から


マリア・ブランシャール


パブロ・ピカソ


ジョルジュ・ブラック


アンリ・ローランス

側面から

燃え盛ったヨーロッパのキュビズム運動も、第一次世界大戦勃発とともに、下火になります。

画家たちが兵役に取られたり、国どおしの諍いに芸術が巻き込まれたり…。

ここでも、文化が戦争で歪んでいったという、史実を知りました。

当時は最前衛だったキュビズムの作品群。
当然ながら1世紀を経た今は、キラキラした前衛というより、重厚さを纒っている。
これが良いのか悪いのか?

ここら辺りが、人気が薄い所以かなあ?
私にはポンピドゥー・センターの名前は、今も絶大ですが。

ところで、やはりビカソの力は別格です。

絵に惹かれて遠くから近づくと、ビカソの名前。

そんな経験を何度もしました。


同じようでもこれだけ違うのかと、改めて驚きます。

他の作家が色褪せてもピカソは色褪せない。

前衛かつ重厚で、永遠の力を持っています。

いつかリトを手に入れよう。


店に帰って、現代の画家の作品(版画等)を見ると、(すみません😅😆)やはり物足りない。

物足りなさが無かったのは、古い肉筆浮世絵や李朝民画でした。


肉筆というのもあるけど、それだけでなく、ピカソやシャガールに負けない、別の力を感じます。

生き抜いた物がもつ力かな?


真剣に見てクタクタの頭で、帰るやいなや、始めてのお客様の対応。

コレクターさんから出た、小さな箱が沢山あるのに、感嘆されます。

分かって下さる方に出会えて良かった!


露天疲れを払拭する予定が、なかなかハードな1日でした。