実家辺りは、旧暦の行事が多い。

4月3日の今日は、雛祭りです。


「田舎だから旧暦なの」と言ったら、神戸御影辺りもそうらしい。

京都も昔は旧暦で祝ったそうです。


「庭の桃の花を切って、お雛様に飾れる季節が本当よ」

と、お客様からも花屋さんからも聞きました。


故郷では、昔はこの日に、お花見の行事もありました。

花見弁当を作り、地域全体がご近所誘い合わせて、大人から子供まで、街道の桜並木に繰り出す訳です。


隣りの集落までの、海沿いの道はずっと続く桜並木。

一緒に行くのは親戚ではなく、ご近所、隣組が決まりでした。

それぞれの木の下に、それぞれの小さな集団。


お花見から帰ると、子供たちは又お雛様の前に集まります。

雛祭りとお花見、日がな一日食べ、そして遊び惚けた。

幼い頃の懐かしい情景です。


ところで、この日に桜がまだ開いて無かった記憶も、葉桜になってた記憶もない。

いつも満開でした。


記憶の美化かなあ?と思い、母に聞くと、

「そういわれると、昔は4月3日に合わせたように、桜が満開だった」


今年は遅れて今からだけど、例年の満開はこのところ大抵3月。

開花が早くなりました。


いつからこうなったのだろう?

これも温暖化現象の一つ?


何か桜のお品をと探すけど、帯留めは売れたばかり。
四季折々の花を描いたこの錦手を。





昨日ウインドウに活けた吉野桜は、まだ蕾。


大分前からの桜は、未だに楽しませてくれます。


昨夜届いたラインは、空港かららしい台湾の教師夫妻から。
一家6人でいらした方です。
今朝気付いたけど、地震で混乱してるかと、さっきまで返信を延ばして打ちました。
まだ既読にならない。😅😆

沢山骨董を持って帰っています。
長い時を生き延びた、運の強い物たちに、守られてると信じよう。

このところ地震が多いですね。
荒れ狂う地球、各地の紛争に怒っているのでは?