毎朝、店の近くのコンビニで、朝刊とコーヒーを買います。

早朝の新聞配達の騒音問題(😭😰😡)が出て以来、自宅の新聞を止めて、コンビニで買うようになりました。

 

店に来る前に、スタバやドトール(←今の私には喫茶店は重すぎる。ほどほどの味でもサッと出て、無機質で街と繋がってる空間がベスト)で、コーヒーを片手に朝刊を読む余裕を持ちたいなあ。

 

そう思いながら、日常的には無理。

ぎりぎりまで家で用事をするから、そんな風に過ごせるのは、何か外で用事がある時の、時間潰しだけです。

コンビニのコーヒーを手に、早く店に入りたい。

 

コンビニの方に、

「いつも忙しいねえ、ゆっくり出来でる?」

「そう、忙しくて。😅

でも、こんな仕事だから、店ではゆっくりなのよ。

忙しくしてても、ゆっくりと思われる位だから」

これは本当です。

 

「いつも急ぎ足だし、一度に沢山の用事を纏めてするし、忙しいんやろうなあと心配で。

身体も大事にしてや」

 

店を空けたくないので、他所では自然と急ぎ足。

ついでにいうと、コーヒーと一緒に買った朝刊も、結局は自宅でお風呂上がりに読む。

接客と雑用に追われ、開けないまま帰宅時間がきます。

 

のんびり見えるのは、お客様のいる時だけかも?

接客以外は、ほぼバックヤードの仕事をしていますからね。

 

でも今朝もそんな風に急いだ店で、素敵な出会いがありました。

まだ掃除中に、表に出した抹茶碗(←破格値)を手に、はにかんだ欧米系の男性が入って来ます。


値段が本当かどうか確かめて、お買い上げ後、表に出て又もう一つ。

どちらにも、はにかみながら、

「おおきに」


覚えたての、日本語?京都弁なのでしょう。

私は上手く「おおきに」が言えない。

元々の京都人ではないから、イントネーションが変な気がして。

使えない。

替わりに、

「サンキュー ハブ ア グッドデイ」

と、返しておきました。

 

さて、下のお品は何でしょう?

 
蓋を開けようとする人がいますが、端っこの穴にご注目を。
 
 
裏はこんな感じです。
 
 
 
銀に象嵌の文箱形水滴です。
このまま、水の入ったバケツ等に入れると、プクプクと水が入る。
端正な文具。
 
 上記の男性が、目を丸くして言いました。
「ファンタスティック!」
有難う。
うちの本気のお品だし、私も好きです。


今日は米国の方ばかり。
それも、本当かどうかニューヨークという。
何かを売っても、彼らのランチ代と比較して考える私は、捻くれてる?

朝一の彼を別にして、瞳に憧れの光が見えなくて。😱😰
やはり日本は東南アジアの一国だ。

着物同様、茶道関係は(侘茶系を除いて)市場に溢れ大暴落。
私も李朝以外、新しくは仕入れない。
そして、本気のお品に付いてきた、手持ちの中途半端な物を、破格値で処分している。
それも又、安い国・日本に加担してるのかも?

日本の伝統文化のお茶道具がこんな値段では、軽く見られても仕方ない。
高いが上に価値があった茶道関係。
功罪両方。
写真のようなお品を見て、日本文化に憧れて欲しい。