日本放送決定が嬉しすぎて、祭り状態で前回のまとめUPしたら文章がガタガタであとで見直して驚きました…急ぎすぎ…(4/21修正しました)
一応、ここにまとめている考察は放送中やその後のスクリプトブック発売の際に、Twitterでつぶやいていた内容のまとめ版となっております。Twitterで見てくださっていた方には前とおんなじこと言ってるやんけという感じになっちゃうかもですが、ご容赦ください。
とはいえ、当時思いつくままに投稿してたので、今改めて整理すると新しくつながった部分とかもあるので、その辺は加筆したりしております!
さて、衣装に関する考察、まだまだ続けます。
がっつりネタバレしているので、ネタバレNGの方はこちらでお戻りください。
考察記事はコチラから↓
※このブログは元々婚活ブログでして、韓ドラの話は全部オープン記事にしております。アメンバー限定記事は過去の恥ずかしい婚活話ばかりで、最近は婚活してないのもあって、新規のアメンバーさんは募集しておりません。申請いただいた方、大変申し訳ありません🙇♀️
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(1)衣装によるシーンの繋がりの暗喩やメタファー
②ファジン編
A:全体を通して
ファジンの服は、色味が全体的にファジンの心情とリンクしている印象があったのでまとめてみました。
[入宮前]
白に小花の刺繍。
無垢で可憐な感じ。
[冊封後〜ep7]
入宮〜冊封時こそ淡い緑の服だけど、冊封後はハッキリした色の服を着るようになる。
[ep8~ep9]※次項に別述
[ep10~ep15]
ep10池で仲良さげな哲宗&ソボンを目撃以降、真っ赤や紺など、さらに濃い色を着るように。ただ、スリンナル前に淑儀たちと挨拶した時だけは淡い薄緑の服…。
[ep15~ep17]
ep15ソボンとの対決以降は、淡い色かファジンの怒りと詰問の気持ちを表す濃いピンクの二択に。
[ep18~ラスト]
廃位以降は、白っぽい服に。
廃位したから質素にしなければならないからという理由もあるとは思うけど、グレーや茶なども選べる中、あえて白っぽくしてるのは、初心に返ったファジンの心情とリンクしてるからなのかなと。
B:中殿とファジンの対比
ファジンというキャラクターにとって、中殿との対比は欠かせない要素なので、その対比が顕著だった部分をまとめました。
[ep8]中殿の実家にファジンが来た時の2人
この回のソボンとファジンは凄く似た色の服を着ていて、子供の頃に境遇や背格好が似ていて良く間違われたり、比較されていた事や、それによって起きた井戸での哲宗との因縁を彷彿とさせているように見える。
[ep9]中殿と入れ替わる夢をみるファジン
夢の中で中殿の婚礼衣装を着たファジンが池をのぞき込むと、水面に映っていたのはソヨンの姿だった。石を投げ入れて打ち消そうとすると、池の外にいたはずのファジンが池の中に閉じ込められ、池の中にいたはずのソヨンが外に出てきている。
ファジンの潜在意識の中で『中殿』になりたい=中殿であるソヨンと入れ替わりたいという気持ちと、一方で哲宗に対する立場では自分とソヨンの立場が入れ替わることを恐れている気持ちが伺いしれる場面。
[ep10]哲宗が宮廷に戻った日の中殿とファジン
似た様な濃いピンクを着る2人。
このようにep8~ep10で2人の衣装が何度か交差するとともに、哲宗との関係性でも立場が入れ替わり、中殿が哲宗にとって特別な味方になっていく一方で、ファジンは哲宗の改革に害をなす側(大妃に帳簿を渡す、ジャグン大監に中殿が宴会を手伝ったと告げ口する等)に変化していく。
[ep9]中殿にしか許されない鳳凰の髪飾りを着けた時
白っぽい服だが、表情はこれまでで一番悪い表情に。外見は取り繕っても、内面が闇落ちしている。
本編ではカットになってますが、スクリプトブックには身支度の際に鳳凰の髪飾りを使うよう指示するファジンの台詞の後に、諌めるコ尚宮とそれでも使おうとするファジンの場面が。
スクリプトブック1巻 p.474参照
コ尚宮 :鳳凰の飾りは中殿媽媽だけが使えるので…
ファジン:だから使うのだ。今、宮に中殿媽媽がいらっしゃらないから、私がその席を代わりにやろう。
コ尚宮 :…
言いたいことを我慢して、再び鳳凰の飾りを掲げるコ尚宮。 ファジン、鏡の中の自分の姿をじっと見るとファジンの後ろ姿越しに鏡の中に閉じ込められたようなファジンだ。
この場面があったら、ファジンの印象だいぶ違いません?闇落ちしてるし、もはや池の幽霊に乗っ取られたような印象。
闇落ちは誰の目にも明らかになったはずだけど、キャラとしてはもっと嫌われてたかもしれない事を考えると、大人の事情で実在の豊穣チョ家に配慮してカットされたのかもしれないですね…。
C:感情のメタファーとしての衣装
【その1】
ファジンが怒ってたり、問い詰めたい気持ちの時は、大体このピンクの服
[ep7]合宮すっぽかされた時
[ep10]書簡の呼び出しに哲宗が来ず、中殿が好きなのか問い詰めた時
[ep17]過去の嘘を告白し、帳簿の件を白状した時
[ep17]家門の不正を問い詰めた時
※違う服だけど、色は上3枚とほぼ同じ濃いピンク
【その2】
ファジンが本心から哲宗を心配して行動する時は、大体この青い蝶の服
[ep4]大王大妃に池の話で直訴に行った時
[ep13]爆破事件の時
[ep13]哲宗を看病しに行った時
【その3】
[ep9]大妃にもらった鳳凰の髪飾りを着用した時と[ep17]自分の道を進むと永平君に話した時の服
悪い考えに支配され自分を見失ったファジンが、支配から解放され自分を取り戻した入口と出口を表す対比。
【その4】
[ep7]哲宗との初合宮を待つファジン
悲壮な顔で哲宗を待つファジンは、中殿の賀礼式(婚礼)のような服装。初合宮とはいえ気合入りすぎ感は否めない…哲宗の精神的な正妻は自分だという主張?中殿になりたい気持ちの表れ?
【その5】
[ep2]大妃に連続7日合宮の話を聞かされた時と[ep13]哲宗の回復に感謝しながらも中殿辞典が気になる時の服
ファジンが心のざわつきや波乱を予感している時は、この薄紫の服。キャプチャの問題で違う服みたいだけど、同じ服です。
ep2は結婚2日目のお話。ファジンは大妃に連続7日合宮の話を聞かされた場面から同じ服。
連続合宮で哲宗と中殿が近づく機会ができるから、池で「お前も必ず大切な人を失うだろう」と捨て台詞を言った中殿がどんな事をしかけてくるのか、井戸の嘘をバラすのではないか、「大切な人」とは哲宗の事なのではないか…と心がざわつく。
ep13回復に感謝するシーンは、口では「邸下がご無事ならばいい」と言っているものの、看病中に発見してしまった「中殿辞典」は哲宗の心変わりを確信させるに十分な証拠で、ざわつきを抑えられない様子…。
まぁ、正直このお話の中でファジンというキャラは、ざわざわした心持ちじゃないことの方が少ないんですけど、「特に」という意味ではこの薄紫の服のときはめちゃくちゃ心がざわざわしてます。
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そんなこんなで、まとめるのにめちゃくちゃ時間がかかったファジンの服の考察でした。今日は여기까지 !
※あくまで個人の考察です。
※画像はお借りしております。