哲仁王后感想&考察①ソヨンとボンファンの魂 | OLがけっぷち日記

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このままじゃ、まずいよね?

 
4/14で哲仁王后放送終了から2ヶ月でした!
 
 
歴史歪曲騒動に巻き込まれて、公式動画全て非公開になったり、流れで主演のシンヘソンさんが叩かれたり、落ち着いたと思ったらキムジョンヒョンさんの騒動とシンヘソンさんの百想芸術賞の優秀賞主演女優賞ノミネートがほぼ同時に流れてきたり…
 
なんかいろんな事がありすぎて、てんやわんやでしたが、Twitterでポチポチ呟いてた考察をまとめてみました✨
 
めちゃくちゃネタバレしてるので、まだ見てないとかネタバレしたくないって方はご注意ください!
 
 
 
※このブログは元々婚活ブログでして、韓ドラの話は全部オープン記事にしております。アメンバー限定記事は過去の恥ずかしい婚活話ばかりで、最近は婚活してないのもあって、新規のアメンバーさんは募集しておりません。申請いただいた方、大変申し訳ありません🙇‍♀️
 
 
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(1)ソヨンとボンファンの入れ替わり問題
最終的な結論は『ソヨンの身体にボンファンの意識が相乗りしていた』でしたね。
 
ソヨンの魂は常に体内にあってep7までは覚醒してなかっただけということで。ソヨンがベースにあるので、記憶や技術はソヨンの魂の覚醒と共に復活&ボンファンに共有されたのが正解かなと。だから、正確には「入れ替わって」はいない。
 
ソヨンがずっと一緒にいたのはep20で描かれた以下のエピソードでもわかります。
 
 
・最後の戦いの最中、ボンファンが戻ってしまった直後に「彼がいない…」と呟いた点
・新しい内命婦のルールに「10歳以下の雇用を禁止する」とダミャンから発想された内容が盛り込まれている点
・池の岩にボンファンが刻んだ文字を見て「無事に戻れましたか」と呟いた点
・ビョンインの墓前で「また隠れていた私を見つけてくれた」と言っている点
 
 
国婚前夜に池に飛び込んで自殺したソヨンはボンファンに体を預け、自分の意識(魂)は封印。途中からはボンファンと二人三脚状態で体を動かしていたということですね。

 

 
 
(2)なぜソヨンは魂を封印し、ボンファンに体を預けたのか。
①ソヨンが自殺に至った背景
自分の出産の為に母親が亡くなったため、報いるためにも父親の望む娘でなければと考え、そのため父親の夢である「国母」を自らの夢に抱き、勉学に励んでいた。
 
中殿揀択が始まると夫となる主上の顔が気になり奔走。その過程で偶然出会った哲宗に一目惚れする。その相手が主上だとわかり、家門の為だけでなく愛のある結婚になると運命を感じる。
 
しかし、中殿教育が開始されると、哲宗には恋仲のファジンがいて、キム家出身の自分には冷たい態度を取ることに落ち込む。
 
そんな環境の中で神経質になると共に、いっそ揀択が取り消されればと、わざと横暴に振る舞って別宮の魔女と呼ばれまでになる。それでも揀択は撤回されず自殺するしかないと考えるようになり、刺繍の遺書を作ったり、形見分けをしたりと準備を進めていた。
 
 
②最終的な自殺の原因(国婚前日)
畳みかけるようにソヨンの心を打ちのめす事態(A~E)が起こる。
本当にみんなひどくて、まさにソヨンの人格否定発言…えーん
 
A)キムジャグンから
主上の監視を命令される。断ると哲宗の命を盾に脅される。中殿とはただ王子を生む為の畑であって何の力もない。女の身体でどんな力を持てると考えているのかと言われる。さらに、哲宗は8年前に自分のせいで井戸で殺されかけた男の子だと知らされる。
 
B)大王大妃から
中殿辞退の直訴をあっさり棄却される。妃氏の運命は生まれた時から決まっている、中殿になり家門に貢献すること。それが妃氏の運命であり存在理由なので、自らの意思で辞退することはできない、死ぬときは宮廷で死になさいと告げられる。
 
C)ビョンインから
自らの存在価値を否定され、自分がこれまで信じてきたものが崩れ去ったソヨンは実家に逃亡。泣いているところを発見してくれたビョンインに不安な気持ちを吐露するが、兄と慕っていたビョンインの告白とキスにより更に動揺。
 
 
D)哲宗から
最後の望みをかけて、哲宗を呼び出し、キム・ソヨン個人としての自分をどう思うか尋ねるも、好き嫌いではなくキム家の人間だから中殿の座に座るのだと、個人の努力や人格を否定される。「わたしを愛して下さらなければ(家門から守ることができない)」と伝えるも「それは命令ですか」と冷たくされ、いよいよ絶望する。

 
E)ファジンから
せめて自分と哲宗の過去の思い出を奪い、寵愛を受けているファジンを哲宗の元から去らせようと問い詰めるが、ファジンが過去の経緯を全て知った上で今の立場におり、ファジンにすら「媽媽には何もできない」と反発される。
 

結果、ファジンに「お前も必ず大切な人を失うことになる」と言葉を残し池に飛び込むことに…
 
A~Eの出来事で絶望したソヨンだったけど、諦めきれなかった為か「男」で「自信家」で「自分至上主義」のボンファンに自らの身体を託すことになったのかなと。
 
(仕組みは不明!ソヨンの負けたくない気持ちがタイミングよく水に落ちてたボンファンの元に届いた?)
 
 
(3)ソヨンの魂はいつ目覚めたか
わたしはep7で一度、ボンファンの意識が現代に戻ったタイミングだと考えてます。
 
ep7で現代のボンファンは、外から見ると植物人間状態だけど周囲の声は聞こえていたので、屍厥の間、ソヨンもボンファン同様の状態だった思われます。
 
そのため、哲宗が枕元で話した、
「変な言葉遣いも傲慢な態度も全部許すからどうか戻ってきてください。」
「私の女人だ。その安全も幸福も不幸も責任は私にある。」
「一人で行かせてすまない」
などの言葉がソヨンに聞こえていたはず。
 
 
さらに、この状況でボンファンの魂が戻った事でep16の情報がソヨンに共有され、ep6哲宗のノータッチ宣言の
 
「あなたもやはり現実の中でもがく、罪の無い一人であるという事に気付きませんでした。気付くのがあまりにも遅くなってしまい申し訳ありません。私に一度だけチャンスをください。私が他の偏見もなく、ただあなたを一人の人間として理解する機会を下さい
 
という言葉も共有された事で、個の人格を否定され、悲観して自殺までしたソヨンの心を動かし覚醒に繋がったのではないかと。
 
寝言で「オモニ…」と言っていたのはボンファンなので、ボンファンの意識が優勢と思えるけど、御医曰く意識が完全に戻るまで一晩はかかるとのことだったので、あの時点では2人の意識が混濁していた可能性が大きいのではと思ってます。
 
実際、ボンファンは倒れてから実家で起きる時までの朝鮮時代の記憶がないので、屍厥の間はソヨンの意識があった可能性が高いかなと。
 
ボンファンは実家の匂いで記憶が呼び起されたと思っていたが、実際はその前の屍厥の時間が重要で「記憶が戻った」のではなく「ソヨンが覚醒した」が正解だったのかなと。
 
ソヨンとボンファンの意識については、OSTでも確認できるのですが、これはまた別でまとめます。
 
 
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とりあえず、今日は여기까지 !
 
 
 
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※あくまで個人の考察です。

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