哲仁王后が終わってしまいました… | OLがけっぷち日記

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このままじゃ、まずいよね?

あぁぁぁーーーーー



先日、記事にも書いた『哲仁王后』が昨日最終回でした…


元々が中国ドラマでそのエンディングが割とサッドエンディングだったと聞いて、怯えてたんだけど、結果としては概ねハッピーエンド!!でも、ちょっと心残りもある…みたいな感じでした。
(ネタバレは最後に↓)


現代のチャラ男シェフが、事故で意識不明になり朝鮮時代の王妃の身体に入ってしまい…?!


っていうあらすじで、最初は「男だから、夫婦とか無理!男性としての自我を取り戻す!!」って頑張ってたんだけど、後半、王妃の記憶も思い出したことで、王様のことを意識し始め、キスとか、まぁいろいろ経て、お互い好き同士として気持ちも確認しあって、妊娠(!)もして、敵に一緒に立ち向かう、、、、っていう最終回だったんですよ。



全体の感想としては、とにかく俳優さんたちの演技がスゴイ



中身がチャラ男になっちゃった王妃様キム・ソヨン役のシン・へソンさんがとにかくすごくて、中身は本当に男なのでは?という振り切った演技を体当たりで演じられてます。


王妃なのに下着でゴロゴロして、鼻ほじったり…



こっちは長いけど雰囲気は伝わりやすいかも↓↓




でも中身が男になる前の、女の子だった時の演技はコレだもの↓



おんなじ顔なのに、別人!



とにかく韓国はドラマの賞レースがいくつかあるけど、これは確実に受賞しちゃうでしょ!という仕上がりでした!!シンヘソンさん、めちゃくちゃファンになってしまった💕



そんで、男主人公の愛の不時着のク・スンジュンことキム・ジョンヒョンさん演じる哲宋。


昼間はお気楽操り人形、夜は親を殺した安松キム家への復讐と民のための政治の実現を目指す真面目な王の二面性を演じ分けてて、塩顔がかっこよく見えたよね…





最初は敵認定してた王妃(安松キム家出身だから)にも振り回されるうちに、だんだん内面を理解して好きになっていく様子もすごい良くてね…



 
お二人とも顔は全然タイプじゃないんだけど、お互いを好きになってく過程もめちゃくちゃ面白いし、認めてからも勢いがすごくて毎回クラクラしておりましたよ…🔥🔥



これとかね!!!




これは妊娠したのに「2人は仲悪くて本当は寝てない」って噂が流れて、噂を払拭すべくわざと外でいちゃつくシーンなんだけど…

こんな咆哮あり?!🤣🤣
これiPhoneで見てたとき、音だけ聞こえてた家族にどう思われてたかな、わたし…笑笑笑



ロマンティックかと思えば、オチがギャグ、この繰り返し!!





クセになるの!これが!!!


毎度毎度さっきのときめき返して!!ってなるのに、また次もまんまとひっかかるというね…


そして、最終回に向かうにつれてシリアスなシーンが激増なのに関係なくコメディをぶっこんでいく姿勢が良い!!むしろもっとやれ!みたいな気持ちに。


あと、映像もすごくきれいだし、衣装も毎回すごい豪華で眼福✨✨韓国ドラマ、やっぱり予算がちがうよね…


楽しい話とシリアスのバランスに毎回夢中になって、もう日本語字幕が付くまで待てなくて。

韓国チャンネルのライブ配信サイトを探し、ライブストリーミングで見て、途中で固まっちゃったらTwitterで動画UPしてる人の(違法だけど止む無し…)で補完して、もちろん字幕なしだから根性でヒアリングしたうえで、英語のあらすじサイトをグーグルページ翻訳して内容を再確認して…って、1時間10分位の番組内容理解するのに3時間くらい費やしてたけど…



悔いなし!!!



コロナで撮影も大変だったでしょうに、本当にお疲れ様でした!!あー、このドラマなくなって、わたしは何を楽しみに生きていけばいいんだろうか(ダイエットと婚活してくださいって話ですよね)


ぜひぜひNetflixとか日本で放送になる際は、見てみてくださーい!!!








ここから最終回のネタバレ↓↓






結局、ソボンの魂がボンファンに戻ってしまい、ソヨンが覚醒して後を引き継いだということは、ソボンとして動いてる間もソヨンの魂は朝鮮時代にいたってことだよね。

そんで、ソボンが哲宗に勝手にトキメクたびに「この女!体の主人は俺だ!!!」って言ってた通り、哲宗が好きで所々で自己主張してた、と。


ソボンはボンファンであって、ソヨンでもあった、というオチすごい綺麗なオチだと思うし、素敵と思だだけど!!!やっぱりちょっと寂しい…


誰よりも変だけど、そんな中殿が好きですと言った哲宗がその時好きだったのはボンファンの方なんじゃないのーーー?!って思ってしまうのは仕方ないことよね…



ボンファンが人生かけて王様として大成させたいと思った哲宗は、無事に立派な王として歴史を変えて後世に名を残したから、嬉しい、でも肖像画が落ち込んでたソボンを励まそうとしてした変顔で残ってるのみたら、その時、自分は間違いなくそこにいて、この王は自分を笑わせようとしてたんだって実感がありすぎて寂しい。





泣き笑いしてしまうボンファンの気持ち、めっちゃわかる。


ボンファンがそうだったように、哲宗も中殿辞典を見てなんとなく寂しくなってるし、ソヨンもソボンの功績を感じてるし、みんな喪失感もかかえてるエンディングでしたよね。


とはいえ、お腹の子も無事で賢王とその妻として後世に残る2人になったこと、ボンファンも不正を正せる人になってたことで良しとしようって感じですかね。


ちなみに、スピンオフも見たんですけど、そっちはソボンと哲宗のエピソードでこれまた幸せな感じにまとまってるので、マルチエンディング的な意味でスピンオフまで見ると、ソボン…ってなった気持ちが少し落ち着く感じします。


途中のお母さんの形見の本の暗号の話とか、ソボンが宮女の人数確認したのとかなんだったの?というのはあるけど伏線回収されないのはまぁよくあることですからね、やむなし!

はー、本当、最後の最後まで泣き笑いの作品だったわ…字幕ついたらまた1から全部見よう〜〜