みなさん、あけましておめでとうございます。
そしてお久しぶりです。
約二年二か月ぶりの更新です。
誰か一人でも僕の更新を待っていてくれた人がいることを信じて!
今日、元旦から書くことを決意しました。
初日は、去年一番印象的だった神田正典さんの講演会のお話。
それは、
「これからの出版業界、活躍できる人の条件」
でした。
●2041年に「出版業界」は崩壊する(販路である書店・取次がなくなる)
●それより一まわり早い2019年に訪れると考えた方がいい
●出版業界唯一の希望は著者になりたい人が増えていること。しかし、読者は減っていく⇒高齢化社会
●だからこそ、「何のために本を出すのか」を明確にしないといけない。
⇒名刺がわりの本はもう売れない!
などなどいろいろな予測がありましたが、一番印象に残ったのは、次の言葉でした。
「著者・出版社・書店が言葉の持つ力を信じ、『場』をつくる決意をする以外に出版崩壊を生き残る道はない」
この言葉を聞いて、編集者だからこそ本をつくるだけではなく、積極的に「場」をつくりだす試みを積極的にやっていかないといけないと思いました。編集者がどんな場を作れるのか、まずはシンプルな読書会、それから派生して何ができるのか。
まずは僕自身、楽しみながらやってみます。こうご期待!