現役編集者がつぶやく10年愛される著者のつくりかた

現役編集者がつぶやく10年愛される著者のつくりかた

新鮮な著者との出会いを求めて、毎日10キロ東奔西走!!
情熱なら池袋No.1の現役書籍編集者が、出版を目指す方に役立ついろんな情報をお届けします。
ブログを読んでくれた人の中から、一人でも多くの愛される著者が生まれてくれたら……。
感想・コメント大歓迎です!!

あなたが10年愛される著者になれますように!!
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みなさん、あけましておめでとうございます。
そしてお久しぶりです。

約二年二か月ぶりの更新です。
誰か一人でも僕の更新を待っていてくれた人がいることを信じて!
今日、元旦から書くことを決意しました。

初日は、去年一番印象的だった神田正典さんの講演会のお話。

それは、

「これからの出版業界、活躍できる人の条件」

でした。

●2041年に「出版業界」は崩壊する(販路である書店・取次がなくなる)
●それより一まわり早い2019年に訪れると考えた方がいい

●出版業界唯一の希望は著者になりたい人が増えていること。しかし、読者は減っていく⇒高齢化社会

●だからこそ、「何のために本を出すのか」を明確にしないといけない。
⇒名刺がわりの本はもう売れない!

などなどいろいろな予測がありましたが、一番印象に残ったのは、次の言葉でした。

「著者・出版社・書店が言葉の持つ力を信じ、『場』をつくる決意をする以外に出版崩壊を生き残る道はない」

この言葉を聞いて、編集者だからこそ本をつくるだけではなく、積極的に「場」をつくりだす試みを積極的にやっていかないといけないと思いました。編集者がどんな場を作れるのか、まずはシンプルな読書会、それから派生して何ができるのか。

まずは僕自身、楽しみながらやってみます。こうご期待!

みなさまおはようございます!

更新が氷河期に入ったかのように滞ってしまい、
ホントすみませんでした。。

2013年11月1日、今日から新しい出版社で心機一転スタートします!

その名は、
「アチーブメント出版」
http://www.achibook.co.jp/

まだまだちいさな版元ですが、僕がでっかくしてみせます!!
なーんて気負わず、たんたんとやるべきことをやっていくことが
近道なんですよね、きっと。35になってようやく基礎工事の
大事さがわかってきました。おそっ。

身辺も落ち着いたところで、またブログを再開していきます。
どうぞよろしくお願いします!
皆さんこんにちは、要町の編集者S.Kです。

最近ストレッシーなことが続き、芋焼酎の消費記録を日々更新中。

そのひとつが、著者候補のいわゆる「残念な出版」。

最近、とある出版プロデューサーの開催する出版塾で知り合った方。
企画の切り口は悪くないんですが、自身のキャラクター設定がとにかく弱い。

「独立しているのだから、もっとその道の専門家としての色を打ち出して、
ブログやセミナーをある程度行ってファンを増やしてからの方が売れますよ」

と申し上げたんですが…。

結果、三日後に共同出版の形で他社さんと契約。

「共同出版」というくらいですから、著者と出版社がハウスルールで出版費用を負担します。
その人の場合は3000部刷で1000部買い取り。5000部なら2000部買い取りが条件だそうです。

それって、全然書店に並ばないじゃん…。

最初の一冊だから売れないといけないわけで、
そのためには店頭て多くの人の目に触れる必要があるわけで…。
買い取りもいいけど、その本を有効に活用する献本先がなければ意味がありません。

と、いうわけで。

「タイムリーな企画でないかぎり、自分のキャラクター設定に時間をかける」

読者を無視して、本を出すことを優先するとロクなことありません、正味な話。

みなさんこんばんは、編集者・小谷俊介です。

先日、お世話になっているフランス語の著者の方から、
明治大学で講演会にご招待いただきました。
テーマは「編集の仕事」について。
僕が考える編集の仕事というのは、大きく分けて三つ。
「企画を立てて」
「人を集めて」
「形にする(本の場合)」
意外とシンプルなんですよねー。
ま、形にしてからの販促が大変なんですけど…。

普通に名刺交換しても編集者の仕事内容をちゃんと理解していただくのは
難しいのに、学生相手に伝わるかな…と心配だったけど、
八人くらいのゼミ生が集まってくれて、熱心にきいてくれたのが嬉しかった!

最後に記念撮影。ひとりでも多くの学生が出版の世界に足を踏み入れてくれますように~!

こんにちは、編集者・小谷俊介です。

日本がW杯を決めた翌日、本田の「公開説教」がありましたね。
さすがです。先を見据えている人の言葉には有無を言わせぬ説得力があります。

チームみんなで頑張ることも必要、しかしそれは日本人なら最低限の「資質」。
それに安住することなくいかに個々のパフォーマンスを高めていくかが大切なんですよね。

いくらイワシが群れになっても、サメには勝てない。
逆にサメが群れになれば、その力はクジラにも匹敵するでしょう。

著者も編集者も同じ。結局は「個」なんです。
著者であれば有名な出版セミナーに入っただけで満足したり、
編集者なら大手の版元に転職が決まってホッと胸をなでおろす。

その時点でイエローカードです。だれも個の力の高め方は教えてくれません。自分で体得するしかない。

と、いうことで。

「著者も編集者も、個の力を底上げする努力を怠らない」

これは他の業界ではなかなか思い切ってできないことかもしれません。
でも出版界は本来能力主義であるべきだし、今後はさらにその傾向が強まっていくのは間違いないでしょう。
そこから出版の未来は創られていくと思うのです。



こんにちは、編集者・小谷俊介です。

先週末に「坊主で投資家」という著者さんとランチしました。

彼は「仏陀の教えを投資に生かす」というコンセプトを広めるべく
アメリカでも講演活動を行っているのですが、アメリカでは

ネット集客はもう古い

んだそうです。

じゃあ、何で?

口コミ

なんですって。

最初は意外に感じましたけど、アメリカ人ってシンプルさを好むから、
そもそも集客テクニックだなんだってこと自体がめんどくさいのかもしれません。

と、いうことで。

「口コミの大切さを意識する」

やっぱり小手先ではなく、中身がいちばんってことでしょうね。

現役編集者がつぶやく10年愛される著者のつくりかた

 

 




おはようございます、編集者・小谷俊介です。


出社前に「トクダネ!」を見ていて思うのですが、

「自分の意見やキャラクターを押し出す」

アナウンサーが確実に増えてきた気がします。


古くはみのもんたや久米宏から古館伊知朗、小倉智昭まで。
女子アナは確実に局のタレント戦略として採用されていると思うのですが、
男性の場合は少し事情が違う気がするんです。


鈴木史朗さんのように、明朗に、実直にニュースを読み上げるアナウンサー。

小倉智昭のように自分の思いも込めて発言するアナウンサー。


どちらも同じ「アナウンサー」なんですよね。


書籍編集者もこれから確実に二極化していくと思います。


営々黙々、魂を込めた本づくりに没頭する編集者。

ソーシャルメディアを駆使し、積極的に露出していく編集者。

どちらも同じ編集者です。そこに優劣はない。


僕は後者を目指したい。なぜならその方がより多くの読者に
本の良さを伝えることができると思うから。

編集者は基本的にひとりで一冊を担当しています。
であれば、自分自身を流通させることが
担当商品である本の流通に結びつくと思うわけです。

と、いうわけで。


「編集者には静と動の2タイプがある」


そのことを知っておくだけでも、自分の企画を進めやすくなるはずです。

みなさんこんにちは、最近渋谷に行くのに気後れする編集者・小谷俊介です。

今週は著者との打合せのオンパレードですが、
時間に余裕をもって進められています。

というのも、お互いフェイスブックでやりとりしているからです。
メールだとどうしても
「●●株式会社□□様」
「お世話になっております」

このふたつの入力で時間がとられますし、何よりやりとりできる場所が限られます。
FBならすぐに用件に入る(のがスタンダードになっている)ことができます。
もちろん最低限の文章マナーは守った上で、ですが。

と、いうことで。

フェイスブックのメッセージでのやりとりに慣れておく

当たり前のように思えるかもしれませんが、細かいやりとりになると
やっぱりこれがいちばん便利です。ファイルや写真のやりとりもできますからね。
LINEでは同時並行で見られないので、まだまだ不便です。
おはようございます!
ひさびさの母校ででジェネレーションギャップを感じた編集者・小谷俊介です。

出社前なので手短に。
今日は同業の編集者がいいこと言っていたのでご紹介します。

http://www.ajec.or.jp/%e6%b5%85%e4%ba%95-%e6%84%9b-%e6%b0%8f%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc2/

一番良い言葉だと思うのは「等身大の自分であること」ってこと。

と、いうことで。

「企画は毎日のきちんとした喜怒哀楽から生まれる」

これって、編集者だけでなく著者にも必要な心構えですね。
勉強になる~。


こんばんは、講演会の打ち上げで二日酔いの編集者・小谷です。


いつものことですが。開始時間まではひやひやしますねー。

なんとか「合格人数」までは入っていただけたのでほっとしました…。

ブログを読んでくださっている方、もし来ていただけていたなら感謝です。


さて、今日は多くの新刊の発売日です

この日のためにいろんな準備をしてきていると思います。

と、いうことで。


「25日は新刊発売日(主に首都圏。全国に行き渡るのは月末)。
友達で出版される方がいれば、この日にブログやFBで紹介してあげれば必ず喜ばれる」





一日も自分の本の存在を知ってもらえることは、大きな助けになりますからね。
僕もこれから担当新刊を確認しに池袋のジュンク堂に行ってみようと思います。