建設工事が進む上信自動車道ですが、約1年ぶりに工事の進捗状況を見てきました。
今回見てきたのが、吾妻西バイパスの厚田IC~岩下交差点・松谷東交差点までの7.0キロの区間です。
この区間は2023年の完成にむけて工事が進められていて、次回の部分開通となる区間です。
▼厚田ICから草津方面の下り入り口です。
立体交差となる橋体の建設が進んでいました。
▼吾妻西バイパスでは橋梁部や切土の工事がほとんど終わっていて、以前訪問した時よりも実際の道路のイメージがよくわかるようになってきました。
▼盛り土区間と切土区間に分かれて、完全に一般道と分離しています。
ここも自動車専用道路という特徴が大きく現れているところ。
▼掘削(切土)が終わっている区間では、このように斜面の仕上げや側溝・縁石の設置などが始まっています。
最終段階で、アスファルト舗装、標識や電気関係の工事が行われます。
▼八ッ場バイパス寄りでは盛り土区間になります。
盛り土もほぼ完成していましたので、上信道のルートが見て分かります。
▼岩下交差点から八ッ場方面です。
ここは、八ッ場ダムの南岸道路との接続点で、川原湯温泉の入り口になります。
ここは、立体交差ではないので、まだはっきりとした路盤工事は行われていませんが、奥の方では、盛り土が進んでいるのが見て分かります。
同じく松谷東交差点も立体交差ではありません。
こちらは吾妻渓谷の入り口となる交差点ですが、吾妻線の高架橋があるため立体交差できません。
吾妻西バイパスが完成したとしても、時短効果は限定的かもしれません。
同時期に渋川西バイパスも完成しそうですが、やはり中間にある吾妻東バイパスが開通してからが、上信自動車道の本領発揮といったところでしょうか。