この記事は崖男の癌治療開始から15ヶ月
緊急入院から3週間
抗がん剤治療→高カリウム血症→腎障害
→透析治療開始→危篤状態の頃のお話です
今、どんな症状？
気持ち悪い
顔を拭いて欲しい
足を拭いて欲しい
手を拭いて欲しい
お腹空いた
こんにちは
唐突にやってきた「胃がん ステージⅣ」
昭和18年生まれの父
その名も崖男（がけお）の
闘病・今日までの記録です
危篤の報を受けた翌日のお話です
葬儀社に見学へ
翌日、積雪は解消され、
ムスメKは早朝に自宅に戻りました。
諸々の準備やお世話を済ませ、
崖男の病院へトンボ帰りと
思いきや。。。
昨夜のうちに突如、
葬儀場の見学に行ってみないか。
という話になり、崖男の入院後
候補にあがっていた
葬儀社に見学をしてみたいと
連絡を入れてみました。
幸い、面会前の時間に
アポが取れ、ムスメ二人で行くことに。
崖男の余命を聞いた
昨日の今日で、
感情が高ぶってしまっています。
お話を聞きながらも
鼻をすするムスメ達。
その日が来るのが明日なのか
もっと先なのか、実感が沸くような
沸かないような、
不思議な気持ちでしたが
こういうものなのか。というのを
前もって知ることが出来たのは
良かったと思います。
（あと予算も）
その後は母を連れ、面会へ。
ムスメ達の覚悟と準備
前日は危篤との報で
相当、慌てた家族一同。
翌日の面会時、崖男は気持ちの悪さ、
身体のだるさは強そうでしたが
話をすることも出来ています
しかし、前週までに比べると、
顔色は良くありません。
いつ急変があっても
おかしくない。という話でした。
（これは、入院時よりずっと
つきまとっていた言葉でした）
とはいえ、小康状態を
保っているように見え、
このタイミングで、ムスメY
一度、自宅に帰ることを決めました。
崖男も、ムスメ達が自分の為に
ちょくちょく家を空けているのを
心配している様子。
崖男に、また来るね。と話し、帰宅。
帰りの電車の中、
なぜか、今、崖男に何か起きても
後悔は大きくないかもしれない。
という気持ちでいました
それは、もしかしたら、とある決断を
心に秘めながら
帰宅したからかもしれません。
必要な時が来たら、こうしよう。と
今、まさに、その時だ、と。
崖男の最期の日まで、自宅を離れ、
実家で暮らすこと。
その話をこの日、夫に初めて打ち明けました。
急遽翌日、崖男を見舞うことにした
夫と共に荷物を実家に運び込む
ことになりました
今度は、愛犬も一緒です。
更に荷物が増えますが、この時点での
ベストな選択だったと思っています。
この頃にはお見舞いに行く合間、合間に
急に駆けつけなければならなくなった
時のために、少しずつ環境と
持ち物の準備を整えて
いました。
そして、失礼ながら、喪服の準備も。
ムスメKも、愛犬をお願いすることに
なるかもと、手配を始めていたようです。
また、お見舞いの前後に
実家に立ち寄る家族のために、
すぐに食べられるもの、飲めるもの。を
ストックしておこうと、買い出しも
しておいてくれました
崖男の危篤は、悲しくて辛くてと言いながらも
冷静にその時のために、想いを馳せている
部分もある、気持ちと行動が
矛盾しているような時期でした。
再度の面談のために
今月いっぱいはもたないだろう。と
腫瘍内科の史先生からのお話。
透析を続けますか？という
まっち先生からのお話。
母とムスメ二人、それぞれの
意見を出し合いました。
これは、難しい話し合いです。
それぞれが、崖男を想い、
自分の気持ちを思い、話しました。
とうとう、明日にはお返事を出さなくては
なりません。
オマケの母エピ
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私の朝食は何点ざましょ？
⭐️崖男 三種の神器⭐️
この他に体重、パルスオキシメーターで酸素飽和度までをセットで測っています
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