野反湖キャンプ⑩ 旧太子駅 がじゅまる旅行記1310

野反湖からの帰り道、

以前から気になっていた

旧太子(おおし)駅に立ち寄ってみました。

↓周辺の山並みです。

↓旧太子駅は、国道に面する駐車場から階段を少し降りたところにあります。

↓階段を降りてゆくと、古い車両やコンクリートの遺構が見えてきます。

↓ホッパー棟です。

↓再建された旧太子駅です。

旧太子駅は戦時中から戦後に

中之条町の最奥部にある

群馬鉄山(現在はチャツボミゴケの群生が見られるチャツボミゴケ公園になっています)から

運んできた鉄鉱石を運ぶ専用線「太子線」の始発駅として作られた遺構です。

↓入場券です。

↓駅舎の中は、展示室になっています。

↓鉄鉱石を観察中です。

鉱石や太子線の資料などが展示されていて、おみやげも販売されています。

↓屋外にも資料が展示されています。

↓改めて、ホッパー棟です。

太平洋戦争末期に鉱山資源を鉄道に積載するために建築されたそうです。

群馬鉄山の閉山時に2階と3階部分は解体されそうですが、

全長96メートルの柱と梁からなる構造物が残っています。

↓線路の上を歩いたり、車両を見学しました。

群馬鉄山(地図で見ると草津の近郊です)から太子駅までは、

約8 kmの長さを持つ3本の索道（一種のロープウェイ）で鉄鉱石を輸送していたそうで

ここで鉄道に積み替えて京浜地区の製鉄所まで鉱石が運ばれたようです。

↓大井川鐡道から運ばれてきた車両もあるようです。

昭和29年には地元住民の要請を受けて旅客営業を開始したものの、

昭和41年に群馬鉄山が閉山し昭和46年に太子線は廃線となりました。

↓よもぎは周辺を少しお散歩しました。

↓駐車場の入り口に展示されている車両です。

令和5年11月にJR四国から寄贈されて展示が始まった車両だそうで、

「トップナンバー車」と言われる

およそ17,000両が製造されたワラ1形を代表する貴重な製造番号「1」の車両だそうです。

↓旧太子駅のガチャで当たりました。

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